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    聖夜

     世の中は、クリスマスイブです。しかしあまり冷え込みませんね。


     昨夜、わたしたち講師陣は、年末の街に集い、明け方まで語り飲み明かしました。
     そこにはこの教室に直接には関係のない方たちも何人も参加するという不思議なメンバー構成だったのですが、旨い酒になりました。そして深い印象の残る場になりました。
     いわば「出会い」もあり「親・子」の再会もありました。このような一夜は、一種の「再生」をもたらしてくれます。

     翌日、皆さんひとつも疲れを見せることなく、それぞれの現場に立っていました。むしろリフレッシュができて、一層元気になったという報告も届いています。

     昨夜の経験は、おそらくわたしたちにも、この教室にも、より充実をもたらしてくれることでしょう。



     本日の授業はこの冬の特別講座第1弾でした。
     春にもこの教室でイベント授業を行ってくれた、京大で化学を専攻するT先生を迎えて、「原子の構造と周期表」という内容です。

     これは夏に行った宇宙シリーズと同系列の位置づけの授業です。このあたりは「皆既日食」で報告しました。


     今日のこれは、空間シリーズの「ミクロな視点」の方になります。


     現代社会を生き、認識していく上で、「原子」という概念は重要です。またさまざまな元素というものの存在の知識も必須のものでしょう。
     小学生たちに、これを紹介し、しかも実際に覚えることもしてもらいました。
     

     まずは地球サイズから、スケールを大きくとって、太陽系のおさらいをしたあとに、逆にスケールを小さくしていき、生物、細胞、分子、原子と分割していく。
     そして、陽子や電子、中性子なども導入しながら、その構造を紹介していきました。


     子ども達が意外とすんなり受け入れていくのには少し驚きました。ややスムーズにやりすぎたのかもしれません。 

     次にさまざまな元素を紹介し、周期表を見せます。そしてこの周期表の並びの意味や見方を教え、いよいよ覚える作業を開始させます。もちろんすべては無理ですから、最初の20個に絞って,時間を与えて暗記させる。

     まずはひとりずつに元素記号をランダムに指定して名前を言わせて確認。合格した子には,今度は逆に名前から、記号を書かせます。
     中にはアルファベットも怪しい子もいるのですが、それでも感心なことに不平も言わず,なんとかそれなりにこなしていました。
    「だいじょうぶ,できるよ」と言われることを読まれているのか,この種の挑戦には慣れてきたのか。
     それも突破すると、最後に,まったく空白の周期表に、名前も記号も順番も自分たちで書かせ完成させる。

     小学3年生は、おおよそこのあたりまででした。やはりアルファベットのハンデが大きいようです。ここまででも立派なものです。
     5年生はさらに進んで、電子の軌道の配置まで一気に教えます。このあたりになると、何だか楽しくなるようで、喜びながらやっていました。


     最初はメンデレ-エフをナンデレ-エフと書き間違えていた子たちも、T先生の的確なサポートもあり、暗唱できるようになりました。お疲れ様。


     というわけで、ご褒美はとても美味しいクリスマスケーキでした。
     近所で、お菓子教室akicakesを開かれているAKI先生の特製ケーキでした。これには子どもたちも大喜び。ほんとうに美味しかった。
     先生、ごちそうさまでした。
     子どもたちにもよいクリスマスになったことでしょう。


     こんな本格的な味は、子どもにはまだ早すぎるんでしょうか?しかし子どもだからこそ、本物を教えなくてはならないということもいえるでしょう。


     今回の「周期表」の講座も同様な狙いではあるわけですが、さてこの「聖夜」の願いはいつか実るのでしょうか?


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    こんなことやって、将来何か役に立つの?

     いよいよ今年も10日あまり。
     これが受験生たちになると、「本番までいよいよあとひと月」という言い方に変わります。
     それぞれの現場では、受験生たちは直前態勢で追い込みに入っています。


     ついこの前までは、「あああのころに戻りたい、戻れば今度こそはやるのに。」とこぼしていた学生がいました。毎年の光景です。
     これの変形版で「いままでサボってきたけど、大学になったら今度こそやる」という言い方があります。
     いずれも、いま、この目の前の「現実」から逃れようという動機から来ているセリフです。本人たちもある程度それはわかっています。それに苦笑しながら、あれこれこぼしながら、それでも目の前のいまこの日をこなしていかなくては、「現実」は乗り越えられません。

     (大学になったら今度こそやると言っていた子には、大学生になったあと、どうだった?とわたしはきくことにしています。もちろん半ば以上、冗談ではありますが、実は少し期待しての問いです。ごく少数の例外を除いては、「すいません、ウソでした」と照れ笑いをします。)

     ところで、これの更に変形版にあたるのかどうか。
     「こんなことやって、将来何か役に立つの?」という言い方があります。
     これについては、なかなか構えが難しい。

     実際のこの問い自体は、発する状況や文脈を見ている限りはやはり「逃げ」から来ていることが多いように見えます。


     ただ同時に、「役には立たないこと」もたしかに多いと思えるわけです。もちろん、「役に立つ」の中身の解釈は様々でしょう。しかしそれを一旦、脇においてみます。

     そのうえで、検討してみたとき。学校の勉強で純粋に紙の上の勉強としてでさえ、「役立つ」ことがどれくらいあるのか。また仮に「役に立つ」としてもこれほど時間をかけなくてはならない中身と分量なのか。
     特に後者については、けっこう大きなポイントだとわたしは考えています。


     ゆとり教育であれ、詰め込み教育であれ、その内容に比して、投入している時間は妥当なものなのか。
     形式を工夫することによって、実はこれほどの時間をかけなくても済むのではないか。


     結論としては、わたしは、いま現在学校が使っているほどの時間までは不要だと見ています。どこに「無駄」な時間があるのか。そのためには一般的に「授業」と呼ばれている形式の時間内において、何が行われているのかを、もうすこし踏み込んで見て行かなくてはなりません。


     この点については、教室の現場での実践も踏まえた上でいろいろな方向から、ここでも触れていくつもりです。


     ところで、類似に見える問いとして、次のようなものもあります。

     「こんなことをやって、何の意味があるの?」



     事実上、「役に立つの?」と同じ意図の問いである場合が大半ですが、さてしかし、〝真摯〟な問いである場面もあります。
     これにはどう構えるべきか。
     わたし自身も、さまざまに感じ、考えてきた問いでもあります。


     続きはまた来年のどこかの機会に。
     


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    ロボライズがまたやってくる。

     大阪で多くの生徒を集め,大人気のロボット教室ロボライズが,再びやってきます。

     新聞にも取り上げられた,自動車工場などについては,わたしたちも直接みてきました。
     そのときの訪問記はこちら。→ロボライズ
     (※ただし新聞記事のリンクは切れているようです。)

     今回は,ロボライズとわたしたちの教室との共同企画エッセンス・ダヴィンチの第2弾になります。

     前回は夏に行いました。その様子はこちら→「ロボライズはまたやってくる」

     受講した生徒たちからは,大好評で,ぜひやってくれという要望が寄せられていました。代表のTさんにもこの素直でノリの良い子どもたちを気に入っていただき,今回も超多忙の中で時間を確保して自ら講師を務めてもらえることになりました。


     前回は物理学のひとつの分野である,「力学」の入門編の内容でした。難しくきこえる内容ですが,次々と模型をつくり,体感しながら,力学の基本概念に慣れていくことができました。
     たのしみながら,わくわくしながら,過ごした3日間だったと思います。


     今回は更に発展させて,力のつりあいの解明に挑みます。
     前回に受講しなかった子たちにも無理ないような導入から始め,最後には入試問題にも挑戦するとのこと。

     もちろん,模型づくりも行います。今回はなんとエレベータまで作製する予定になっています。またも子どもたちは楽しみながら,2日間を過ごすことでしょう。 
     

     人数は限定の募集となりますが,メールba@suri-gengo-ba.comでも,このブログ横のメールフォームからでも,または直接お電話でも,お気軽に問い合わせください。


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    数理言語教室 ば

    Author:数理言語教室 ば
     「小学から高校までの12年教育」
    【小1から始めて、集中力、継続力、自発性ある子に】

    ****************

    ■子どもたちは樹の香りのする寺子屋風の教室で、無垢の木の机を囲み、床に座ってのびのびと学習します。

    ■大学受験予備校講師や中学受験指導経験豊富なプロ講師が難関大学突破水準を目指し、12年間をかけて、子ども自身に読ませ、書かせ、考えさせることを徹底するという本来そうあるべき方法で丁寧に指導し結果的に高水準の学力をつけていくことを目指します。

    ■「自分からなかなか始められず、始めても続かない」「親や教師が常に横についていないと、まともに前も向いていられない」といういまどきの手のかかる子ではなく、長期間をかけ、集中力、継続力をつけ、自発的に学習できる子に育てていきます。

    ■設置講座:新小1、2、5、6、中1、3高2。小6年英語。

    ■ベテランプロ講師による医学部東大京大など難関大学、超難関中学受験個人指導、少数限定募集。

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     高の原駅近くに寺子屋形式の教室を開きます。
     子どもたちが杉の床に座り無垢の一枚板に向かって,たのしみながら,のびのびと学ぶ教室です。

     大学,中学受験のベテランプロ講師が,進学中学高校によらず,東大京大国立医学部など難関大学を目標に,小学1年生から高校3年までの12年間を一貫指導します。

     小手先の受験テクニックの暗記ではなく,長期的視点で「読む」「書く」「聞く」「考える」の基本から丁寧に習得することで,余裕をもって受験も突破するという本来そうあるべき形で学習を進めていきます。

    ※詳しくはお問い合わせください。


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    南野和俊〔代表「言語」担当〕
    :専門 受験国語

    難関中学,高校受験対策指導のベテラン。

    小学生の国語力を戦略的に着実につけていく指導で人気を博する。これまで関西の有名難関中学に数多くの教え子たちがいます。
    一方で大学受験生の指導も長く,多い。

    東京の超難関有名中高校を卒業後,大学では法学を専攻し,有名銀行での社会人の経験もあります。

    カメラから鉄道まで博覧強記。洋酒をこよなく愛し,パイプのコレクターでもあり,アメリカやイタリアのパイプ作家たちとも親交があります。

    石橋英樹 〔「数理」担当〕
    :専門 受験数学,物理学

    大学時代から20年以上を京都で過ごしてきました。

    大学での専攻は天文学。
    科学全般,思想,文学,文化人類学,社会学、映画論など,多くの分野に関心があります。

    超難関大学受験指導経験が20年以上あり、特に京大や国公立私立医学部には多数の生徒を送り込んできました。

    大人数相手の講義から個別指導まで各形式での指導経験豊富。
    大学受験生はもちろん,大学生,社会人,外国人留学生まで様々な指導経験があります。

    京大トップの学生から,全くの0の学力の学生まで,あらゆるレベルの生徒への指導経験多数。

    妻およびまだ幼い娘、息子、そして猫と暮らしています。

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