06
    1
    2
    3
    4
    5
    6
    7
    9
    10
    11
    12
    13
    14
    15
    16
    17
    18
    19
    20
    21
    22
    23
    25
    26
    27
    28
    29
       

    サワディ

     本年度から講師陣に加わってもらっている,S先生。ここでは,専門の幼児と小学低学年の授業を担当しています。その内容は実に多彩で,楽しく,体験授業の様子はあー楽しかったでも紹介しました。

     その後,本番はますます盛り上がっているのですが,その授業の様子についてはまた別の機会にご紹介します。



     彼女は,まだ若いにもかかわらず,これまでさまざまな場を体験してきた女性です。ひじょうに共感能力の高い人なので,子どもの心をあっという間に開かせてしまいます。しかも技法でやってるのではなく,子どもの話を心から楽しんできいているところが実にすばらしい。

     この年代の子どもには,真剣に大人に「興味をもってもらう」体験は重要です。これは真剣に「指導してもらう」こととはまったく違います。


     これが自然にできる人はそれほど多くはありません。どうしてもスタッフから「業務」臭がしてしまう幼児教育の場をご存知の方もおおいでしょう。

     その意味でも,こういう人と接するのは子どもたちにとっても貴重。参加してもらえて本当に良かったと思います。


     さて,そんなS先生の共感能力は日常の場面でも発揮されて,どの場でもたちまちに多くの友達をつくってしまう。先日は,タイからの留学生と電車の中で偶然知り合って,すっかり仲良くなってしまいました。


     彼女の愛称は,ティックさん。タイの古都チェンマイからの交換留学生です。京都の教育大学で学んでおり,各地の小学校でタイを紹介する授業を行っているということでした。


     これはいい機会です。この教室でも早速,授業をやってもらうことにしました。幼児と小学1年生の合同クラス。そして小学4,5年生の合同クラスです。


     第1弾は,タイの言葉や文化の紹介。幼児・小1クラスの内容はS先生がまとめてくれました。



    「今日の授業の内容です。


     タイってどんな国?

     ⑴国旗

    thaibig.gif

     絵をみて、子どもたちから 「赤!白!青!」と元気な声が上がっていました。

    赤=血(人民)
    白=仏教
    青=王様
    を表していると聞いて、誰かが「王様が真ん中で、太い!!」「うわ〜ほんま!」とみんな。


     ⑵地図

    Thailand_Map.gif


     何のかたち?というティック先生の問いかけに、「ミッキーマウス!」「ぞう!」と元気よく答えていました。

     正解は金づち!タイの金づちは丸いのよ!と聞いて、「えー?!!」と一斉に。金づちという言葉を初めて聞いた子も多く、チョークで絵をかくと「知ってるー」とたくさんの反応がありました。


     ⑶季節
     タイの季節は、乾季と夏と雨季の三つ。
    「乾季って秋に似てるの?」「雨季は梅雨と同じ?」「4月は春なのに夏?」とたくさんの声が上がっていました。

     他にも飛行機で四時間と聞いて、「とおいー!!」「おばあちゃんちよりとおいー!!」「 広島よりとおいー!」とみんな自分のしってる場所に照らし合わせては叫んでいました。

     ⑷言葉

     こんにちは サワディー
     ありがとう コップクン 
     ごめんなさい コートー
     おやすみなさい パイノーン
     さようなら ラーコーン
      をタイ語で練習。

     みな真剣な目つきで練習。
     嬉しそうに発音していました。

     男の人と女の人で語尾が違うのも、面白かったようで、何度も練習していました。


     ⑸タイのご飯

     写真で料理を見て、「とうがらし!なす!」などなど食材をあてては、「すき〜!」「嫌い〜!」と盛り上がっていました。

    トムヤン

     トムヤムクンが「男の子の名前みたい!」と、笑いも起こっていました。


     ⑹衣装
    衣装の写真を見て、「おばさん〜!」と口々に。写真の女性の印象が強かったようです。子どもの目は厳しいですね(笑)。

     着てみたい人〜?で立候補したのは、Yちゃん♪
     背も高いので、とてもよく似合っていました。ポーズをとって、みんなで記念写真。
     K君は、ティックちゃんにしがみついています笑。

     ⑺お金
     写真と実物で、お金の説明。
     コインを日本のと比べました。
    バーツ


     タイのお金は王様が、日本のお金はお花や建物がのっているのをみて、見つけた違いを口々に言っていました。
    平等院には何人か「行った!」と嬉しそうに話してくれました。


     ⑻1〜10
     最後に、タイ語で1から10まで練習しました。

     1ヌン 2ソーン 3サーム 4スィー 5ハー 6ホッ 7ジェッ 8ペァッ 9ガーオ 10スィッ

     1年生の男の子たちは「言いたい!!言いたい!!」と発表してくれました。

     3は"サン"、8はあっかんべーの"べー"と似ているという感じで、あっという間に覚えて、大合唱。


    1__ 5


     タイ語であいさつして第一回を終わりました。」


     続いて小4,5年生も,同様に衣装を着せてもらったり,最後はタイの踊りまでを教わっていました。

    06162.jpg

    0616.jpg


    061603.jpg




     それにしても,このティックさん。上手な日本語です。笑顔も素敵で,子どもたちをひきつける力も大したもの。


     若い外国からの先生との時間を,たった一回で終わらせるのはもったいない。企画は3回シリーズで,続きます。2回目は,タイの食べ物その他,文化の紹介や,タイのアニメーションを見せてもらいます。

     そして,最終回は,夏休み特別企画として,ティックさんと一緒にタイ料理をみんなで作ることに挑戦!乞うご期待。



     ばへのリンク→数理言語教室 ば
     H.I.


     
     
    スポンサーサイト

    theme : 子供の教育
    genre : 学校・教育

    生きる力

     長く間を空けてしまいました。
     なかなか書くことができなかったからです。


     新年度を迎えるというところで、ずっと昔の教え子の突然の訃報が届きました。通夜で見たその死に顔がずっと頭を離れませんでした。


     一人の死には関係ないかのように、日々の生活はそれでも続いていきます。その日常を送りながら、いろいろなことを考えました。実にいろいろなことを。



     彼を教えていたのは私自身も多くのことを学ぶことのできた非常に理想的な場でした。しかしああいう場で学び、実際に溌剌とし、自立した人格として出て行った彼にさえ「社会」は時に厳しかった。



     あらためて、この教室の運営はこれで良いのか。目の前のこの子たちもいつか、「社会」に出ていきます。そのことを踏まえたうえでなお、この構え方で良いのか。
     その再度の検討なしに、発信は控えようということでした。


     この種の考察において、私はすでにかなり若いころに、「反省」といった種類の振る舞いはやめることにしています。おそらく「反省」とはそれとの向き合いをむしろ避けるためになされる「儀式」であり、共同体の不具合をおさめることを主眼としていると思うからです。


     むしろ必要なことはいわば反芻だと考えます。何度も何度も同じ箇所を巡りながら、腑におちるまで繰り返す。そのためには相応の時間が必要です。



     もちろん、学校でさえない場で教育できることといっても知れていますし、その力を過信しているわけではありません。
     この場でもいつかそういう場面があるかも知れないということは、始める前にも話をしていました。

     私たちにそれを止める力や、救い出す人格があるというような驕りもありません。こうすれば大丈夫だという確実な道もわからない。
     ただひとつ。われわれまでもが、それを後押しするように追い詰めていく流れや「たくらみ」に加担しないようにはしたい。
     そして時には、多少の逃げ場にはなれないかとは願います。




     ここではこれまで、学力や集中力のことばかりではなく、性や狂気についてもそれとなくは触れることもありました。しかし死については、意識して避けてきました。

     それは大した問題ではないからではなく、むしろ青少年たちにとって、きわめて身近で大きなテーマだと考えていたからです。
     ある意味では青年たちにとって、そのことがすべてだと言っていいのではないかとさえ思います。



     そもそも生きることと死とは不可分です。

     青年たちはこの先どう生きていくかということについて悩み続けます。それは同時に、いま目の前のこの死の誘惑とどう折り合いをつけていくかということでもあります。

     たとえば、毎朝、通学電車がホームに入ってくるときの、無意識に抱く緊張感については、何人の高校生からきいたことか。青年たちの(そしてもちろん少年たちも)、ほんの軽い会話の中に、死ねとか、俺死ぬとかといった死に関係する言葉がどれだけの頻度で入ってくるかについては、気づいている人も多いでしょう。

     
     はたして、青年時代に死の誘惑に駆られなかった人など、いるのでしょうか。


     私は今までにさまざまな告白を受けてきたことがあります。その中で、自分はこれまでに死のうと考えたことが何度かあるというものも珍しくはありませんでした。本人はきわめてまれな願望であると考えていて、気味悪がられるのをおそれて(親も含めて)他人には言うのを控えていたということも多かった。
     しかしそれほど珍しくはないし、むしろ普通だということを伝えると安心する様子でした。
     


     しかしその水準ではなく、子供が実際に常に死の淵をさまよっているような状態になるという場合もあります。そのような家庭がどのような光景になるのか。

     
     あるお母様からの「娘が明日の朝も2階から生きて降りてきてくれるのか」という毎夜の不安の訴えは忘れることができません。


     子供についてなんとか算ができないとか、何々試験の点数がどれだけ悪い、あれが足りないこの部分がまだまだといった相談を延々と語り続けるような親御さんも時にはいます。そういうときに私はどうしてもこの訴えを思い出してしまいます。
     この子が明日も元気に2階から降りてきてくれるということを疑わずにいられるという幸福感。
     そういう肯定感が前提にあれば、子供の不足を何時間も語り続けることは難しいのではないかと思ってしまうのです。
     自分の子にそのような「繊細」な部分なんてないと、小ばかにする(過小評価をする)ような癖がついてしまっている人も時に見られますが、おそらくその子の青年として成長した内面を知れば驚くのではないでしょうか。


     ただ、たしかにこういうことは実際にそうならないと実感できないことなのかもしれません。
     私自身も他分野の自分が経験をしていないたいていのことについては同様でしょう。




     ところで、こうして考えている間も、日々、教室の子どもたちとは接しているわけですが、そのうちに不思議なことに気づきました。

     本来、私たちはこの子たちの支え役であるはずです。
     しかしこの子たちの日々の笑顔や、あいさつや、真剣な取り組みや、靴を脱ぎ散らして部屋に駆け込んでいく姿まで、そのひとつひとつの動きに接しているだけで、私自身にとっても実に癒しとなり、力を得ることができたのです。

     特に、直後の4月はこの子たちにどれだけ救われたことか。たとえば沖縄旅行記におけるT君のお気楽な、しかしだからこそたくましい生命力には、まさに直後だっただけに、大きく支えられました。



     それにしても、この教室を始めたことは確実に私自身にとっても良かった。


     おそらくそういえるような場でない限り、子どもたちにも肯定感は与えられないし、必要な時に支える場にもならないでしょう。
     問題のある場、病んでいる場では、スタッフ側にも充実感も満足感もないことが多いものです。
     その意味でも、基本的な部分でそれほど勘違いした方向にはいってないだろうということがこの期間に確認できたと思います。


     具体的な内容に関しても、再度検討をしました。それは今後の現場でも地味ながら堅実な形で反映をしていくことになりますので、ご期待を。


     さて次回からは、今年度の様子のご報告をしていきますのでお楽しみに。


     ばへのリンク→数理言語教室 ば
     H.I.

      

    theme : 生きる力
    genre : 学校・教育

    言語ポイントレース表彰式

    こんにちは。久々の更新であります。
    「ば」も新しい学年に入り、はや3か月。ポイントレースも4回目に入りました。
    そして今日から各学年、3回目のポイントレースの表彰式を行っております。

    ところが今日、いくつかの学年で表彰式をし、賞品を生徒に渡したところ、「変なものをもらってきた(笑)」とか「ルールはどうなっているの?」とか、はたまたブログで紹介していただいた保護者の方ありと、嬉しいことに予想外の反響がありましたので、この場で少し紹介いたします。

    ルール
    ・小1から高3まで(第2回は浪人生も参加)完全無学年方式のガチ1本勝負であります。

    ・課題をこなしたり、テスト(能力をはかるものではなく、努力が反映されるもの)に応じて表にシールを貼ります。

    ・最速の生徒のシールが表の最上段まで到達した時点でレースを打ち切り、順位を確定させます。

    ・名前(姓ではない)か登録名(9文字以内)でエントリーします。ただし、本人であることが容易にわかることが条件です。今までの登録名の中には、ダイナマイト○○(高1)・○○マン(中1)・MR○○(小5)などがありました。ニックネームが自分で決められない生徒には私が名づけ親となってあげると言っています。今まで「日野富子(小4女子・拒否)」「人生幸朗(当時浪人・拒否)」「ハギノカムイオー(当時小3男子・拒否)」など、色々とつけてあげたのですが、全て逆ギレの上却下され、未だ日の目を見ておりません。

    ・ギャグが受けた人は最高の評価をしてもらえ、たくさんシールを貼れます。

    ・ギャグが滑った人はシールをはがされます。

    ・3位までとキリ番の生徒は賞品をもらえます。

    今回の賞品です。
    1位 Sさん 図書カード マヨネーズ4本

    2位 W君 図書カード
    ※この2位はいわくつきです。実はこのW君の横のレーンのT君が本当はゴールしたんですけど、当のT君は間違えてW君のレーンに喜びいさんでシールを貼ってしまい、W君2位確定。本当は2位だったはずのT君は、残念賞サバの缶詰98円となってしまいました。

    以下
    ・Tさん 図書カード

    ・Hさん ジャイアントバドミントンセット

    ・T君・Iさん ビーチマット

    ここからはサイコロの出目によるキリ番です。
    ・Iさん 電波時計

    ・Tさん 文房具

    ・N君 ナノブロック

    ・N君 高性能大型水鉄砲

    ・S君 高性能鼻毛シェーバー

    そしてこれ以外の人からも厳正なる抽選の結果、サバの缶詰・オイルサーディン・柿の種・サンマ缶詰・あたり目など豪華賞品があたりました。ちなみにこれらは食べ物であるにもかかわらず、貰った生徒たちは非常に微妙な表情を浮かべていました。もっと嬉しさを素直に出しなさい!!

    以上です。


     ばへのリンク→数理言語教室 ば
     K.M




    theme : 塾講師のお仕事
    genre : 学校・教育

    カテゴリ

    最新記事

    プロフィール

    数理言語教室 ば

    Author:数理言語教室 ば
     「小学から高校までの12年教育」
    【小1から始めて、集中力、継続力、自発性ある子に】

    ****************

    ■子どもたちは樹の香りのする寺子屋風の教室で、無垢の木の机を囲み、床に座ってのびのびと学習します。

    ■大学受験予備校講師や中学受験指導経験豊富なプロ講師が難関大学突破水準を目指し、12年間をかけて、子ども自身に読ませ、書かせ、考えさせることを徹底するという本来そうあるべき方法で丁寧に指導し結果的に高水準の学力をつけていくことを目指します。

    ■「自分からなかなか始められず、始めても続かない」「親や教師が常に横についていないと、まともに前も向いていられない」といういまどきの手のかかる子ではなく、長期間をかけ、集中力、継続力をつけ、自発的に学習できる子に育てていきます。

    ■設置講座:新小1、2、5、6、中1、3高2。小6年英語。

    ■ベテランプロ講師による医学部東大京大など難関大学、超難関中学受験個人指導、少数限定募集。

    ****************

     高の原駅近くに寺子屋形式の教室を開きます。
     子どもたちが杉の床に座り無垢の一枚板に向かって,たのしみながら,のびのびと学ぶ教室です。

     大学,中学受験のベテランプロ講師が,進学中学高校によらず,東大京大国立医学部など難関大学を目標に,小学1年生から高校3年までの12年間を一貫指導します。

     小手先の受験テクニックの暗記ではなく,長期的視点で「読む」「書く」「聞く」「考える」の基本から丁寧に習得することで,余裕をもって受験も突破するという本来そうあるべき形で学習を進めていきます。

    ※詳しくはお問い合わせください。


    ****************

    南野和俊〔代表「言語」担当〕
    :専門 受験国語

    難関中学,高校受験対策指導のベテラン。

    小学生の国語力を戦略的に着実につけていく指導で人気を博する。これまで関西の有名難関中学に数多くの教え子たちがいます。
    一方で大学受験生の指導も長く,多い。

    東京の超難関有名中高校を卒業後,大学では法学を専攻し,有名銀行での社会人の経験もあります。

    カメラから鉄道まで博覧強記。洋酒をこよなく愛し,パイプのコレクターでもあり,アメリカやイタリアのパイプ作家たちとも親交があります。

    石橋英樹 〔「数理」担当〕
    :専門 受験数学,物理学

    大学時代から20年以上を京都で過ごしてきました。

    大学での専攻は天文学。
    科学全般,思想,文学,文化人類学,社会学、映画論など,多くの分野に関心があります。

    超難関大学受験指導経験が20年以上あり、特に京大や国公立私立医学部には多数の生徒を送り込んできました。

    大人数相手の講義から個別指導まで各形式での指導経験豊富。
    大学受験生はもちろん,大学生,社会人,外国人留学生まで様々な指導経験があります。

    京大トップの学生から,全くの0の学力の学生まで,あらゆるレベルの生徒への指導経験多数。

    妻およびまだ幼い娘、息子、そして猫と暮らしています。

    月別アーカイブ

    リンク

    最新コメント

    日本文学100選

    Twitter on FC2

    RSSリンクの表示

    Twitter on FC2

    淡々と百人一首

      メールフォーム

      名前:
      メール:
      件名:
      本文:

      QRコード

      QR

      フリーエリア