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    宇宙人がやってくる!

     太陽の黒点の数が激減していることをご存知でしょうか。

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     5年前の2006年9月23日、日本の太陽観測衛星「ひので」は打ち上げられました。
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     最新の観測機材を乗せた「ひので」がとらえたものは、近年にない変調をし、弱まってしまった太陽の姿でした。
     
     太陽と言えば、黒点というように思い浮かぶ人も少なくないと思いますが、その黒点が2007年なかばから2009年の間はほとんどあらわれませんでした。
     
     100年ぶりに異常に少ない黒点数、太陽表面の爆発(フレア)も減り、星の磁力も通常の半分まで低下するという異変は、近代観測が始まって以来、初めてのことです。

     今年になって、黒点数も増えてきてはいるものの、2012年から13年と推定されている次回の極大期はどの程度のものになるのか。

     
     黒点数は太陽活動の反映です。

     
     たとえば、マウンダー極小期。
     1645年から1715年までの、黒点がほとんどみられなかった時期で知られています。この時期には、イギリスのテムズ川が完全に凍りつくというような、現在では見られないほど寒冷化した光景があったと考えられています。 

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     いま太陽に何が起こっているのでしょうか?それは地球にどのような影響を及ぼすのでしょうか?太陽の弱まりとともに地球は寒冷化するのか?
     それともやはり温暖化なのか?そもそも、その影響について実際にはどのくらい、わかっているのか?


     ネット上での素人も入り混じった伝聞の話ではなく、実際に最前線の専門家はどのように考えているのか。そのあたりはぜひ知りたいところです。



     これほど身近な星であるにも関わらず、わかっていないことも多い太陽。

     たとえば、太陽表面の温度は6000度ですが、周囲を囲む、コロナの温度は100万度にも達します。これは普通に考えれば実に不思議なことです。ストーブとその周りの空気といったイメージでは理解ができません。

     はたして、なぜコロナはこれほどの高温なのか?

     それについての理論的予想を、観測的に裏付けたというのが、「ひので」の大きな成果のひとつです。これは世界的にも注目を集め、2007年12月7日発行の米科学雑誌「サイエンス」では特集まで組まれ、表紙も飾りました。

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     今回、当教室では、「アルベン波」によるその機構の裏付けという成果を上げた研究者の一員で、ひのでの運用者でもある、国立天文台の岡本丈典(おかもとじょうてん)博士をお招きして、太陽に関する特別講座を開催します。
     「ひので」打ち上げのちょうど5年後の今月9月23日です。

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     「ひので」による、最新の美しい本物の映像(驚きます!)を交えながら、宇宙初心者向けのなるべく難しくならない内容にする予定です。この教室で行いますので、肩肘の張らない気楽な形になると思います。




     実は、じょうてん博士とは彼が高校生のころに、たまたま私が教えていたという縁で今回の企画を快く引き受けてもらいました。
     そのような関係なので、多少のくだけた問答も了承していただけると思います。


     本来気さくな性質で、おまけに関西人でもありますから、その線でのやりとりもむしろ喜ぶと思います。だんだん年齢を重ね、エラくなっていくと、そういう系統の突っ込みもなかなかしてもらえないでしょうから、こういう関係である私の役割でもあろうと思いますので、じょうてん先生って実は宇宙人なんだよといったことも小学生には吹き込んでおこうと思います。

     当日は、「先生が言ってたけど、ほんとうに宇宙人なんですか?」といった、質問も期待しています。

             ******************************************
      
    (1)日程 : 9月23日(金)祝日

    (2)時間、場所 : 「太陽ってどんな星」13:00-16:00
    「いま太陽に何が起こっているのか?」講演:18:00-19:00茶話会(質疑):19:00-20:00
     場所 : 数理言語教室ば教室

    (3)対象:「どんな星」:主に小学5年生、中学1年生
    「太陽に何が」高校生、教室保護者、一般の方。

    (4)募集人数:各10人程度。

    (5)内容:「どんな星」太陽のおおまかな解説。NASAの簡易分光器を用いた実験など。
    「太陽に何が」ひのでの成果も踏まえた太陽の最新情報。地球温暖化と太陽の関係。
    ※講演はごく初心者向けの簡単な内容のものになります。茶話会(質疑)もごく気楽な雰囲気のくだけた形で行う予定です。簡単な茶菓子をお出しいたします。

    (6)費用:「どんな星」 3500円
    「太陽に何が」2000円

    (7)講師紹介: 岡本丈典

    •1980年大阪府高槻市生まれ
    •太陽観測衛星ひので/可視光望遠鏡 科学運用メンバー
    •日本学術振興会特別研究員(PD)・研究テーマ「太陽プロミネンス観測で探るコロナ磁場構造」

       [経歴]

    •2003年度-2007年度:京都大学大学院理学研究科附属花山天文台 大学院生
    •2006年度-2007年度:日本学術振興会特別研究員(DC2)、国立天文台特別共同利用研究員
    •2008年度:国立天文台 ひので科学プロジェクト研究員
    •2009年度、2011年度:明星大学非常勤講師
    •2010年度:ロッキードマーティン太陽天体物理学研究所客員研究員、スタンフォード大学 Visiting Scholar
    •2009年度-2011年度:日本学術振興会特別研究員(PD)

      [一般向け講演・解説等]

    o日本教育大学院大学 ゲスト講義 (2011.07.05)
    oまるのうち宇宙塾講演 (2011.05.10)
    oリベラルアーツカフェ講演 (2010.03.20)
    o岩波「科学」12月号 (2009.12.01)
    o星と風のカフェ・サロン講演 (2009.09.24)
    oアカデミーヒルズ (2009.08.08)
    oJTB 日食ツアー講師 (2009.07.19-24)
    o読売オンライン天文コラム取材協力 z(2009.03.16)
    o演劇「ありふれた惑星」取材協力 (2008.09.26)
    oサイエンス・カフェ@丸の内さえずり館 (2009.02.07)
    oよみうり文化センター自由が丘 講義(2009.01.31)
    oよみうり文化センター北千住校 講義(2009.01.25)
    o天文月報 2008年7月号(2008.07.01)
    o日本科学未来館 (2008.05.11)
    oNHK教育 サイエンスZERO 出演(2008.04.26)
    o国立天文台ニュース 2008年2月号 (2008.02.01)

    ※追加 アメリカの Wikipedia(「Alfven wave」の項目)にも名前が載っていました。
    http://en.wikipedia.org/wiki/Alfv%C3%A9n_wave

    (8)お申込み:メールまたはお電話でお申込みください。教材や、茶話会の準備がありますので、お早目にしていただけますと助かります。定員に達し次第、締め切らせていただきます。
     ba@suri-gengo-ba.com
    tel 0774-34-6239





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     「小学から高校までの12年教育」
    【小1から始めて、集中力、継続力、自発性ある子に】

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    ■子どもたちは樹の香りのする寺子屋風の教室で、無垢の木の机を囲み、床に座ってのびのびと学習します。

    ■大学受験予備校講師や中学受験指導経験豊富なプロ講師が難関大学突破水準を目指し、12年間をかけて、子ども自身に読ませ、書かせ、考えさせることを徹底するという本来そうあるべき方法で丁寧に指導し結果的に高水準の学力をつけていくことを目指します。

    ■「自分からなかなか始められず、始めても続かない」「親や教師が常に横についていないと、まともに前も向いていられない」といういまどきの手のかかる子ではなく、長期間をかけ、集中力、継続力をつけ、自発的に学習できる子に育てていきます。

    ■設置講座:新小1、2、5、6、中1、3高2。小6年英語。

    ■ベテランプロ講師による医学部東大京大など難関大学、超難関中学受験個人指導、少数限定募集。

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     高の原駅近くに寺子屋形式の教室を開きます。
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     大学,中学受験のベテランプロ講師が,進学中学高校によらず,東大京大国立医学部など難関大学を目標に,小学1年生から高校3年までの12年間を一貫指導します。

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    ※詳しくはお問い合わせください。


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    南野和俊〔代表「言語」担当〕
    :専門 受験国語

    難関中学,高校受験対策指導のベテラン。

    小学生の国語力を戦略的に着実につけていく指導で人気を博する。これまで関西の有名難関中学に数多くの教え子たちがいます。
    一方で大学受験生の指導も長く,多い。

    東京の超難関有名中高校を卒業後,大学では法学を専攻し,有名銀行での社会人の経験もあります。

    カメラから鉄道まで博覧強記。洋酒をこよなく愛し,パイプのコレクターでもあり,アメリカやイタリアのパイプ作家たちとも親交があります。

    石橋英樹 〔「数理」担当〕
    :専門 受験数学,物理学

    大学時代から20年以上を京都で過ごしてきました。

    大学での専攻は天文学。
    科学全般,思想,文学,文化人類学,社会学、映画論など,多くの分野に関心があります。

    超難関大学受験指導経験が20年以上あり、特に京大や国公立私立医学部には多数の生徒を送り込んできました。

    大人数相手の講義から個別指導まで各形式での指導経験豊富。
    大学受験生はもちろん,大学生,社会人,外国人留学生まで様々な指導経験があります。

    京大トップの学生から,全くの0の学力の学生まで,あらゆるレベルの生徒への指導経験多数。

    妻およびまだ幼い娘、息子、そして猫と暮らしています。

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