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    算数・数学の教育法

     世の中に数学が苦手な人はたくさんいます。
     中には算数までは得意だったんだけど,数学になってからさっぱりわからなくなったという人もいるでしょう。

     その原因の分析はさまざまにあるようですが,わたし自身はその程度の苦手さということについてであれば,その原因の過半は,小学から中学,中学から高校に段階が上がるときにうまく移行ができなかったことにあると考えています。
     逆に言えば,得意さも,その移行がうまくいったことによるものであることが大半でしょう。

     したがって一般的な水準で数学が得意になるには,算数から数学に移行するときと,中学水準の数学から高校水準に段階があがるときに,注意をしなくてはならないということになるでしょう。

     わたしは,中学から高校へ上がる段階をうまくつないで,スムーズに移行させることを長年経験してきました。したがってどのような間合いで育てていけば良いかをわかっているつもりですが,いつも困っていたのは,小学や中学で悪い癖をつけられてしまった生徒たちでした。

     いわゆる,反射神経の育成のみをされてきてしまっているタイプで,これは必ず伸び止まるのです。
     彼らの特徴は,問題を解き終わると,まずはいきなり答えの数値だけをみて,合っていればそれで終了してしまって何の疑問ももたないというもので,これでは高校数学としての答案をなかなか書けません。
     
     しかし中学や小学の算数数学教育の体質はなかなか深刻で,問題意識をもつ先生方もかなりいるのだとは思いますが,現実で対応をしてしまわざるを得ないということなのでしょう。高校に送られてくる生徒は「重症」な場合も多いのです。

     わたしは彼らの悪い癖をまずは消していくことに優先的に取り組みますが,落ち着いて問題全体をながめながらともかくそれなりに書けるようになるまでに,少なくとも半年はかかります。長いと数年かかってしまうことも珍しくはありません。
     このロスを実感している,中学や小学の先生はどのくらいいるのでしょうか。おそらく良心的で意欲的な取り組みをしている先生も多いのだとは思います。しかし自分が担当を実際にするわけではない将来のためばかりに動くことはなかなか難しいのも現実ではあるでしょう。

     わたしたちの10年教育のポイントのひとつはこの点です。わたしたちは,いまから育てる小学生たちに,将来,実際に高校数学を教えなくてはならない。そのための準備をいまからある程度意識しておかなくては,生徒ももちろん,自分たちも将来に困るわけです。無駄な内容を捨てるとか,いきなり大学受験に目標を絞るなどという,非現実的なやり方はむしろマイナスになってしまうでしょうから,するつもりはありません。
     しかし将来,というより具体的な10年後という時点できちんと力をつけていてもらうように育てることは,まさに現実的な問題として必要になるわけです。それはおのずと,そのようなビジョンの中でのいまという位置づけになってくるでしょう。

     これらの方面からも,語るべき内容はまだまだたくさんあります。これらは後にする機会はたくさんあるでしょうから今回はやめましょう。

     それよりも,数学の教育法というテーマにおいては,この系統とはまったく別の内容の話しもあり,そちらの方がある意味では本質的なものかも知れません。
     たとえば「補助線」ということに関してです。

     図形の幾何学の問題を解く上で,ある特定の補助線をうまく引くことが決定的な突破口になることがよくあります。
     ところが,補助線をそう引くことをなぜ思いつけるのか,ということが,実はきわめて「不思議」なことなのですが,それほど認識はされていないように見えます。

     わたしはこれまで,かなり意識して,数学のたくさんの先生方に質問をしてきました。
     ひとつは,「そもそもその補助線を引くことをなぜ思いつけるか。」
     ふたつめは,「それを他人(生徒)に教えることは可能なのか?」ということです。
     もちろん,実際にはふたつでひとつの問いになっているわけですが,さてどうなのでしょう。
     そもそも答えはあるんでしょうか。


     大きなテーマなのですが,つづきは次回以降に。

     

    数理言語教室 ば

    H.I.

     
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    Author:数理言語教室 ば
     「小学から高校までの12年教育」
    【小1から始めて、集中力、継続力、自発性ある子に】

    ****************

    ■子どもたちは樹の香りのする寺子屋風の教室で、無垢の木の机を囲み、床に座ってのびのびと学習します。

    ■大学受験予備校講師や中学受験指導経験豊富なプロ講師が難関大学突破水準を目指し、12年間をかけて、子ども自身に読ませ、書かせ、考えさせることを徹底するという本来そうあるべき方法で丁寧に指導し結果的に高水準の学力をつけていくことを目指します。

    ■「自分からなかなか始められず、始めても続かない」「親や教師が常に横についていないと、まともに前も向いていられない」といういまどきの手のかかる子ではなく、長期間をかけ、集中力、継続力をつけ、自発的に学習できる子に育てていきます。

    ■設置講座:新小1、2、5、6、中1、3高2。小6年英語。

    ■ベテランプロ講師による医学部東大京大など難関大学、超難関中学受験個人指導、少数限定募集。

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     高の原駅近くに寺子屋形式の教室を開きます。
     子どもたちが杉の床に座り無垢の一枚板に向かって,たのしみながら,のびのびと学ぶ教室です。

     大学,中学受験のベテランプロ講師が,進学中学高校によらず,東大京大国立医学部など難関大学を目標に,小学1年生から高校3年までの12年間を一貫指導します。

     小手先の受験テクニックの暗記ではなく,長期的視点で「読む」「書く」「聞く」「考える」の基本から丁寧に習得することで,余裕をもって受験も突破するという本来そうあるべき形で学習を進めていきます。

    ※詳しくはお問い合わせください。


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    石橋英樹 〔「数理」担当〕
    :専門 受験数学,物理学

    大学時代から20年以上を京都で過ごしてきました。

    大学での専攻は天文学。
    科学全般,思想,文学,文化人類学,社会学、映画論など,多くの分野に関心があります。

    超難関大学受験指導経験が20年以上あり、特に京大や国公立私立医学部には多数の生徒を送り込んできました。

    大人数相手の講義から個別指導まで各形式での指導経験豊富。
    大学受験生はもちろん,大学生,社会人,外国人留学生まで様々な指導経験があります。

    京大トップの学生から,全くの0の学力の学生まで,あらゆるレベルの生徒への指導経験多数。

    妻および小学制の娘、息子と暮らしています。

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