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    スライム

     予定表に書き込めるほどに、毎年決まってこの時期は連日相談電話が鳴る。

     夏休みのはじまり。部活帰宅後は目の前でとろける子どもたち。
     成績を示しながら夏にだらけないように脅しをかける学校面談がそこに重なる。
     親に対しほとんど口をひらかない子どもの学校生活の実態がここで成績というフィルターを通して明らかになる。そして目の前のスマホと溶融したスライム姿が不安と苛立ちを惹起する。

     子どもの日常の「成績」がそこまで親の不安を煽ってしまうということが、若いころにはどうしても理解できなかった。
     しかし、その後経験を経て、成績は起動装置あるいは口実みたいなもので、子どもとの関係不安が本体なのだとわかった。

     そして、職業柄知っているのは、そこにほんとうに巧みにつけこむ教育産業の裏側の実態。
     加えてこのところ、学校(高校でさえ)は教育産業ではないのに、親の要求に応じて塾化(実際に塾システムもどきを導入しているところも。)してしまっているので、冒頭のようなことになる。

     私は昔から意識して見ているのでおおよそ外れてはいないと思うが、強制されないのに、予習復習まめに欠かさず、定期試験で細かく結果も出し続けるという、親や教師を恒常的に満足させるようなタイプの高校生(この連中は高3夏の東大京大模試などでA判定を出したり名前を載せたりすることになる。)は、選抜されたクラスでも10人に一人いればいい方。平均すると20人弱にひとり程度か。

     東大京大受かっていった青年たちでもそんな完璧タイプは多くない。
     だいたい、多感で能力もどんどん増す高校生時期に、定期試験対策だけに日常を特化できるというのは、むしろなにかの「欠如」を示しているのではないかとさえ思う。

     青年たちは通常は親や教師を安心させるために生きていないので、それを画策して三者面談をしても、本人への効果発揮は難しい。効くのは特定の親にだけ。
     となると、このような戒めや脅し目的の面談にどんな意味があるのか。
    (どうせ聞かないのに小言を言い続けてしまう構造と同じ?)


     この種の面談をもしも続けるのであればせめて「解放」が必要ではないか。

     昔から提案しているのは、同じ時期の三者全員の成績表をまずは提示し、それを前提に話しをしてみるということ。
     親自身も先生と呼ばれるような人たちも、ふりかえってみればたいていは20人にひとり側ではなかったはず。おのずと一方的な要求の場にはならなくなるのでは?お互い苦笑しながらになるんじゃないかな。


     などなどいろいろ思いながらも、一方で目の前のスライム青年たちののんびりさ(大人のペースと異なるだけで、感じていないわけでも、考えていないわけでもない。)に今年も救われるなあ。

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    theme : 子育て・教育
    genre : 学校・教育

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    プロフィール

    数理言語教室 ば

    Author:数理言語教室 ば
     「小学から高校までの12年教育」
    【小1から始めて、集中力、継続力、自発性ある子に】

    ****************

    ■子どもたちは樹の香りのする寺子屋風の教室で、無垢の木の机を囲み、床に座ってのびのびと学習します。

    ■大学受験予備校講師や中学受験指導経験豊富なプロ講師が難関大学突破水準を目指し、12年間をかけて、子ども自身に読ませ、書かせ、考えさせることを徹底するという本来そうあるべき方法で丁寧に指導し結果的に高水準の学力をつけていくことを目指します。

    ■「自分からなかなか始められず、始めても続かない」「親や教師が常に横についていないと、まともに前も向いていられない」といういまどきの手のかかる子ではなく、長期間をかけ、集中力、継続力をつけ、自発的に学習できる子に育てていきます。

    ■設置講座:新小1、2、5、6、中1、3高2。小6年英語。

    ■ベテランプロ講師による医学部東大京大など難関大学、超難関中学受験個人指導、少数限定募集。

    ****************

     高の原駅近くに寺子屋形式の教室を開きます。
     子どもたちが杉の床に座り無垢の一枚板に向かって,たのしみながら,のびのびと学ぶ教室です。

     大学,中学受験のベテランプロ講師が,進学中学高校によらず,東大京大国立医学部など難関大学を目標に,小学1年生から高校3年までの12年間を一貫指導します。

     小手先の受験テクニックの暗記ではなく,長期的視点で「読む」「書く」「聞く」「考える」の基本から丁寧に習得することで,余裕をもって受験も突破するという本来そうあるべき形で学習を進めていきます。

    ※詳しくはお問い合わせください。


    ****************
    石橋英樹 〔「数理」担当〕
    :専門 受験数学,物理学

    大学時代から20年以上を京都で過ごしてきました。

    大学での専攻は天文学。
    科学全般,思想,文学,文化人類学,社会学、映画論など,多くの分野に関心があります。

    超難関大学受験指導経験が20年以上あり、特に京大や国公立私立医学部には多数の生徒を送り込んできました。

    大人数相手の講義から個別指導まで各形式での指導経験豊富。
    大学受験生はもちろん,大学生,社会人,外国人留学生まで様々な指導経験があります。

    京大トップの学生から,全くの0の学力の学生まで,あらゆるレベルの生徒への指導経験多数。

    妻および小学制の娘、息子と暮らしています。

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