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    「時には本気で怒ってみせることも有効でしょう」

     ゴールデンウイークです。

     この期間は子どもたちが「あまり遊び過ぎないように」と宿題をしっかりと出す学校は多いでしょう。

     「ば」の子どもたちにもゴールデンウイークとは関係なく,いつもと同じ量の宿題は出ていますが,しかし休日をしっかりと遊んで楽しんでくれてかまいません。今年は受験学年の生徒がここにはいませんから,むしろしっかりと遊んでおいてほしいくらいです。

     まあこちらが頼まなくても,たのしんでくれていることでしょう。

     明けてからのそれぞれの休日の報告がたのしみです。
     

     ところで,前回クール・ハンド・ルークからの続きです。

     学校組織としての「管理」についての話でした。前回出した例は90年代のある学校の話でした。

     この「管理」手法はその後,更に徹底し,浸透してきているとわたしは感じています。
     しかもやり方がなかなか洗練されてきているのが特徴です。それゆえに,「管理」している本人たちもそれほど意識しなくても(罪悪感をもたなくても)すんでいる。

     たとえば,厳しい顔の先生が竹刀を持って校門に立っているといった風景なら,これはわかりやすい。ルーク・ジャクソンにとっても,相手が誰であるかは見分けやすいことでしょう。誰の目を逃れれば良いかの判断がつきやすい。

     しかしいまどきの「管理」はソフトな顔と表情の見かけです。表面ではきみたちの自由意思をあくまで尊重しているという風情でさえある。しかも学校を仕切る「独裁者」といった特定の個人の顔がない。
     これはうまいやり方です。

     管理している側の意識はどうなんでしょう。

     やる気スイッチで触れたような,前面に自分の強気を押し出しているタイプの人物の場合は,それ相応の圧迫を自分自身も受けていることはそのときに触れました。
     彼らの共通点は自身が孤独であり,にも関わらず(それゆえに?)「孤独」になることを怖れていることです。
     わたしは彼らを見たときにいつも思い出していたのは,90年代のある塾の生徒管理マニュアルにのっていた「時には本気で怒ってみせることも有効でしょう」という文面です。
     
     ところで,このタイプに同様に分類されそうな「厳しい先生」でいて,まったく正反対の人もいます。誰でも数人は思い浮かぶ(?),ご存知のように愛すべき人物たちです。
     彼らはその役回りを誰かが買って出なくてはならないことを自覚しており,その責務をいわばあえて果たしているような人格で,もちろん子どもにもそれが伝わりますから,厳しい表面ながら愛されてしまう。

     彼らは逆に孤独ではありません。したがって,「孤独」になる不安も少なく,「管理」からはみ出てしまうような性質の子どもまでに,「愛情」を及ぼすこともできる。

     彼らは前述のようなお手軽な講師マニュアルとは無縁です。
     おそらく代々誰かの厳しい愛し方を見て,もしくは自分も同様に愛されて学んできた,一種の「文化」としての接し方,構え方ではないでしょうか。
     逆に言えば,「文化」ですから,現場を見せて意識的に伝えていかなくては途切れる可能性があるということです。

     これら二つの「厳しい管理者」は似ているようで,まったく異なります。
     なおかつ,状況は後者のような人にこそむしろより厳しくなっているとわたしは思います。

     さらに言えることは,前者も含めてその両方のタイプがいまや減ってしまっているということです。
     特に,いまの20代から30代前半くらいまでで,見かけも含めてわかりやすく厳しいというタイプの「先生」をどれだけご存知でしょうか。
     おそらくそれほど多くは思い浮かばないのではないでしょうか。

     たとえ権力があるにせよ,内心「孤独」に怯えている「管理者」,もしくは「管理システム」はまだましなのです。

      
     続きは次回に。 


    数理言語教室 ば
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    genre : 学校・教育

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    Author:数理言語教室 ば
     「小学から高校までの12年教育」
    【小1から始めて、集中力、継続力、自発性ある子に】

    ****************

    ■子どもたちは樹の香りのする寺子屋風の教室で、無垢の木の机を囲み、床に座ってのびのびと学習します。

    ■大学受験予備校講師や中学受験指導経験豊富なプロ講師が難関大学突破水準を目指し、12年間をかけて、子ども自身に読ませ、書かせ、考えさせることを徹底するという本来そうあるべき方法で丁寧に指導し結果的に高水準の学力をつけていくことを目指します。

    ■「自分からなかなか始められず、始めても続かない」「親や教師が常に横についていないと、まともに前も向いていられない」といういまどきの手のかかる子ではなく、長期間をかけ、集中力、継続力をつけ、自発的に学習できる子に育てていきます。

    ■設置講座:新小1、2、5、6、中1、3高2。小6年英語。

    ■ベテランプロ講師による医学部東大京大など難関大学、超難関中学受験個人指導、少数限定募集。

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     高の原駅近くに寺子屋形式の教室を開きます。
     子どもたちが杉の床に座り無垢の一枚板に向かって,たのしみながら,のびのびと学ぶ教室です。

     大学,中学受験のベテランプロ講師が,進学中学高校によらず,東大京大国立医学部など難関大学を目標に,小学1年生から高校3年までの12年間を一貫指導します。

     小手先の受験テクニックの暗記ではなく,長期的視点で「読む」「書く」「聞く」「考える」の基本から丁寧に習得することで,余裕をもって受験も突破するという本来そうあるべき形で学習を進めていきます。

    ※詳しくはお問い合わせください。


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    石橋英樹 〔「数理」担当〕
    :専門 受験数学,物理学

    大学時代から20年以上を京都で過ごしてきました。

    大学での専攻は天文学。
    科学全般,思想,文学,文化人類学,社会学、映画論など,多くの分野に関心があります。

    超難関大学受験指導経験が20年以上あり、特に京大や国公立私立医学部には多数の生徒を送り込んできました。

    大人数相手の講義から個別指導まで各形式での指導経験豊富。
    大学受験生はもちろん,大学生,社会人,外国人留学生まで様々な指導経験があります。

    京大トップの学生から,全くの0の学力の学生まで,あらゆるレベルの生徒への指導経験多数。

    妻および小学制の娘、息子と暮らしています。

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