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    元気

     さて前回からずいぶんと間が空いてしまいました。

     社会的にもいろいろなことがありましたね。それらについては,またどこかで触れることにして,ばの子どもたちは元気です。ますます元気だと言っても良いかもしれません。
     学年を混ぜたクラスもつくった効果があらわれてきました。ともかく仲がよい。


     今日も,はじめて正方形や三角形の形や名称について教わって,楽しみながらも苦労していた小学3年生たち。

     「直角三角角」や「正方四角形」とか連発した後に,この四角形の名称は何でしょうという設問に「三角形」とこたえたりと,関西人としての義務で受けを狙っているのかと思わせるほどの珍答が続きました。しかし3年生たちは笑い転げながらもまじめで必死です。


     そんな中で一人の女の子が詰まって苦しんでいるのを目にすると,横に座っていた小学5年生の男の子がやさしく丁寧に教え始めました。これがなかなかうまい。わたしはひそかに感心しました。

     もちろん他の3年生たちもほうってはおきません。次々と彼に助けを求めます。気前良く,彼は後輩(というより,仲間?)たちの間をまわって教えまわっていました。

     わたしはもちろん,何も口を出さず,黙ってにこにことこの光景を見ているだけです。


     わたしの経験上,このように仲間に頼られて,いやがらずに教えてまわるような子は必ず伸びていきます。

     しかし,このような子でもクラスがこの種の雰囲気や形式の教室でなくては,このように教える経験などはないままに高校までを終えてしまうこともあるわけです。講義室の板書中心授業ではそのような余地はあまりありません。

     しかし,このばでは意識的にこのような経験もさせていこうと考えています。


     やがて高校生くらいになったときには,わたしはほとんど口出しをせずに子どもたちが勝手に進めていくような理想的な場となっていく萌芽が見えはじめてきたように思います。


     わたしがかつて教えていた中に非常によくできるごく少人数のクラスがありました。10人満たないクラスから東大京大に7人進学するという高い能力集団で,先日,春期講座で訪問した京大理学部のT君はそのうちのひとりでした。

     彼はいまだにいがぐり坊主の風体ですが,実は数学などをやらせるとかなりの能力なのです。京大にも数学と理科の高得点の優先枠で入学をしています。

     彼らのクラスでの授業では受験学年だというのに,わたしは内容を教えるための言葉を発する必要はほとんどありませんでした。


     典型的な流れは,まずわたしが前の週の課題について質問はないかとたずねます。ほとんどの場合,彼らは別に大丈夫と答えます。そうするとあとは数学や物理学には関係のない世間話や1週間の互いの報告をぼけつっこみの間合いも絶妙に,快活にやりとりしながら,同時にかなりの高度な今日の課題をこなします。そしてまた次の1週間の課題を与えて,わかれる・・・というものでした。

     もちろんこの段階まで持っていくまでには,彼らの能力でも数年かかっています。


     さきほどのT君には中学のときから関わっていますが,彼の才能は明らかでしたので,表面的なテクニック伝授のようなことはほとんどやらず,内容をきちんと追わせることに専念させました。
     中高一貫の中3時点など,がり勉的な学習をする必要のない時期には彼に,いまは十分遊んでおくようにと伝えました。すると彼はきわめて忠実に,十二分に遊びました。

     高校2年生で東大京大受験の3年生たちに混ぜて,数学や物理の最高ランクの問題を次々解かせていくという「無茶」もやらせましたが,それなりに楽しんでもいましたしこなしてもいました。
     そのような過程をへて,3年生段階での質疑応答は不要というクラスになったわけです。


     わたしは神経質に追い込んで勉強させていくことが個人的にも好みではありません。「人生の負け組みになりたくなかったら頑張れ」といった言葉によって子ども達のやる気や勉強動機を調達する一派に与することはできません。

     快活に笑いながら,時にははしゃぎながら手は着実に動かしていくような場というのは可能なのです。このあたりはそういう場を体験したことのない人にはなかなか想像しにくいのかもしれません。

     しかしこれまでに何度か実現することの出来た,そのような場に,この小学生たちの集団が自然に育っていってくれないかと,あらためて今日の子どもたちのたのしげな交流を見ながら考えていました。


     さてしかしそこまでには,仕込んでおかなくてはならないことがまだまだやまほどにあります。
     そのためにも,このばでは次々と新しい手を打っていくつもりです。


     まずは夏期に先日訪問した,ロボライズによるエッセンス・ダヴィンチコースを特別開講します。
     夏期特別講座です。ロボライズの代表自らが出張講義をしてくれます。これは貴重な機会です。

     かなり本格的な内容ながら,体験中心のとても愉しいものになると思います。

     これについては明日以降にもう一度,詳しく触れます。


     他にも新しい動きを予定しています。近日発表できると思いますので,ご期待を。

    数理言語教室 ば
     H.I.
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    genre : 学校・教育

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    数理言語教室 ば

    Author:数理言語教室 ば
     「小学から高校までの12年教育」
    【小1から始めて、集中力、継続力、自発性ある子に】

    ****************

    ■子どもたちは樹の香りのする寺子屋風の教室で、無垢の木の机を囲み、床に座ってのびのびと学習します。

    ■大学受験予備校講師や中学受験指導経験豊富なプロ講師が難関大学突破水準を目指し、12年間をかけて、子ども自身に読ませ、書かせ、考えさせることを徹底するという本来そうあるべき方法で丁寧に指導し結果的に高水準の学力をつけていくことを目指します。

    ■「自分からなかなか始められず、始めても続かない」「親や教師が常に横についていないと、まともに前も向いていられない」といういまどきの手のかかる子ではなく、長期間をかけ、集中力、継続力をつけ、自発的に学習できる子に育てていきます。

    ■設置講座:新小1、2、5、6、中1、3高2。小6年英語。

    ■ベテランプロ講師による医学部東大京大など難関大学、超難関中学受験個人指導、少数限定募集。

    ****************

     高の原駅近くに寺子屋形式の教室を開きます。
     子どもたちが杉の床に座り無垢の一枚板に向かって,たのしみながら,のびのびと学ぶ教室です。

     大学,中学受験のベテランプロ講師が,進学中学高校によらず,東大京大国立医学部など難関大学を目標に,小学1年生から高校3年までの12年間を一貫指導します。

     小手先の受験テクニックの暗記ではなく,長期的視点で「読む」「書く」「聞く」「考える」の基本から丁寧に習得することで,余裕をもって受験も突破するという本来そうあるべき形で学習を進めていきます。

    ※詳しくはお問い合わせください。


    ****************

    南野和俊〔代表「言語」担当〕
    :専門 受験国語

    難関中学,高校受験対策指導のベテラン。

    小学生の国語力を戦略的に着実につけていく指導で人気を博する。これまで関西の有名難関中学に数多くの教え子たちがいます。
    一方で大学受験生の指導も長く,多い。

    東京の超難関有名中高校を卒業後,大学では法学を専攻し,有名銀行での社会人の経験もあります。

    カメラから鉄道まで博覧強記。洋酒をこよなく愛し,パイプのコレクターでもあり,アメリカやイタリアのパイプ作家たちとも親交があります。

    石橋英樹 〔「数理」担当〕
    :専門 受験数学,物理学

    大学時代から20年以上を京都で過ごしてきました。

    大学での専攻は天文学。
    科学全般,思想,文学,文化人類学,社会学、映画論など,多くの分野に関心があります。

    超難関大学受験指導経験が20年以上あり、特に京大や国公立私立医学部には多数の生徒を送り込んできました。

    大人数相手の講義から個別指導まで各形式での指導経験豊富。
    大学受験生はもちろん,大学生,社会人,外国人留学生まで様々な指導経験があります。

    京大トップの学生から,全くの0の学力の学生まで,あらゆるレベルの生徒への指導経験多数。

    妻およびまだ幼い娘、息子、そして猫と暮らしています。

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