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    こんなことやって、将来何か役に立つの?

     いよいよ今年も10日あまり。
     これが受験生たちになると、「本番までいよいよあとひと月」という言い方に変わります。
     それぞれの現場では、受験生たちは直前態勢で追い込みに入っています。


     ついこの前までは、「あああのころに戻りたい、戻れば今度こそはやるのに。」とこぼしていた学生がいました。毎年の光景です。
     これの変形版で「いままでサボってきたけど、大学になったら今度こそやる」という言い方があります。
     いずれも、いま、この目の前の「現実」から逃れようという動機から来ているセリフです。本人たちもある程度それはわかっています。それに苦笑しながら、あれこれこぼしながら、それでも目の前のいまこの日をこなしていかなくては、「現実」は乗り越えられません。

     (大学になったら今度こそやると言っていた子には、大学生になったあと、どうだった?とわたしはきくことにしています。もちろん半ば以上、冗談ではありますが、実は少し期待しての問いです。ごく少数の例外を除いては、「すいません、ウソでした」と照れ笑いをします。)

     ところで、これの更に変形版にあたるのかどうか。
     「こんなことやって、将来何か役に立つの?」という言い方があります。
     これについては、なかなか構えが難しい。

     実際のこの問い自体は、発する状況や文脈を見ている限りはやはり「逃げ」から来ていることが多いように見えます。


     ただ同時に、「役には立たないこと」もたしかに多いと思えるわけです。もちろん、「役に立つ」の中身の解釈は様々でしょう。しかしそれを一旦、脇においてみます。

     そのうえで、検討してみたとき。学校の勉強で純粋に紙の上の勉強としてでさえ、「役立つ」ことがどれくらいあるのか。また仮に「役に立つ」としてもこれほど時間をかけなくてはならない中身と分量なのか。
     特に後者については、けっこう大きなポイントだとわたしは考えています。


     ゆとり教育であれ、詰め込み教育であれ、その内容に比して、投入している時間は妥当なものなのか。
     形式を工夫することによって、実はこれほどの時間をかけなくても済むのではないか。


     結論としては、わたしは、いま現在学校が使っているほどの時間までは不要だと見ています。どこに「無駄」な時間があるのか。そのためには一般的に「授業」と呼ばれている形式の時間内において、何が行われているのかを、もうすこし踏み込んで見て行かなくてはなりません。


     この点については、教室の現場での実践も踏まえた上でいろいろな方向から、ここでも触れていくつもりです。


     ところで、類似に見える問いとして、次のようなものもあります。

     「こんなことをやって、何の意味があるの?」



     事実上、「役に立つの?」と同じ意図の問いである場合が大半ですが、さてしかし、〝真摯〟な問いである場面もあります。
     これにはどう構えるべきか。
     わたし自身も、さまざまに感じ、考えてきた問いでもあります。


     続きはまた来年のどこかの機会に。
     


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    ■子どもたちは樹の香りのする寺子屋風の教室で、無垢の木の机を囲み、床に座ってのびのびと学習します。

    ■大学受験予備校講師や中学受験指導経験豊富なプロ講師が難関大学突破水準を目指し、12年間をかけて、子ども自身に読ませ、書かせ、考えさせることを徹底するという本来そうあるべき方法で丁寧に指導し結果的に高水準の学力をつけていくことを目指します。

    ■「自分からなかなか始められず、始めても続かない」「親や教師が常に横についていないと、まともに前も向いていられない」といういまどきの手のかかる子ではなく、長期間をかけ、集中力、継続力をつけ、自発的に学習できる子に育てていきます。

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    ■ベテランプロ講師による医学部東大京大など難関大学、超難関中学受験個人指導、少数限定募集。

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    ※詳しくはお問い合わせください。


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    南野和俊〔代表「言語」担当〕
    :専門 受験国語

    難関中学,高校受験対策指導のベテラン。

    小学生の国語力を戦略的に着実につけていく指導で人気を博する。これまで関西の有名難関中学に数多くの教え子たちがいます。
    一方で大学受験生の指導も長く,多い。

    東京の超難関有名中高校を卒業後,大学では法学を専攻し,有名銀行での社会人の経験もあります。

    カメラから鉄道まで博覧強記。洋酒をこよなく愛し,パイプのコレクターでもあり,アメリカやイタリアのパイプ作家たちとも親交があります。

    石橋英樹 〔「数理」担当〕
    :専門 受験数学,物理学

    大学時代から20年以上を京都で過ごしてきました。

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    科学全般,思想,文学,文化人類学,社会学、映画論など,多くの分野に関心があります。

    超難関大学受験指導経験が20年以上あり、特に京大や国公立私立医学部には多数の生徒を送り込んできました。

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