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    清秋竹霧深

     最近、書道を始めたというS先生から教室の作品展があるのでお時間があれば、というご案内が。


     休日。
     子どもたちにきくと、行く行く!という答え。何とか展といった種類のものは、楽しくないと知ってしまっている彼らには珍しい。S先生の、というのがきいたらしい。



     奈良南方の会場に着くと、なんだか本格的なギャラリー。受付をしながら横目に入ってくる作品がどれも尋常ではない水準。町の小さな「お習字教室」に通っているとばかり思いこんでいたのだが、まったく違っていたことに気づく。(実は書の大家の方だった。)
     記帳しよう、とすると、前の方たちの達筆ぶりがまたすごい。おいおい、待て待て。


     普段、そういうことはほとんど気にならないのだが、さすがにここで、準備されている小筆を使って、名前を書く厚かましさはない。無言で筆ペンを手に取って、書き始めるが、横の方々のように流麗なものとはならない。
     せめてチョークで書かせてくれたら良いのに。できれば、関数の手描きグラフを名前代わりに使うことも可能としてくれたら、その道、25年以上。引けはとらないのに・・・


     迎えてくれたS先生。「清 秋 竹 霧 深」

     作品も初々しく、まっすぐなものでした。



     この書道展の大先生。御年、91歳。中央に、「気」のある長大な御作品が。その現役ぶりは驚き。

     いまは、ほとんど弟子を取ることはないというその方に、なんと入門を直訴しにいった若いS先生。目の前で墨を磨ってみなさい、と言われた。磨ったことがないんですが、と返す彼女に、いいから磨ってみるように、と。

     彼女の磨る姿をしばらく見たのち、入門を許可すると告げられたということでした。

     S先生にとって、そのやりとりは、「???」という感じだったようですが、S先生を知る私には、その時の姿が想像できるゆえに、なぜ許可がおりたかもよくわかった。
      

     別れ際に、子どもたちは何度も振り返って、いつまでもS先生に手を振り続けていた。


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    あくたれラルフ

    あくたれラルフ


     この春から教室に入った一年生たち。ここまで、ひとつきちょっとです。

     まだまだ幼児の動きで、かわいらしい。


     前回の授業でも、入ってくるなり、マジックペンでうれしそうに手品を披露してくれる子。さっきまで、泣いててんと、涙目ながらもはやすっきり笑っている子。一人は途中から、ずっと動物になりきって、鼻をならし続けているが、何の動物かがわからないという子。一人はどこか遠くに遊びにいってしまい、お母さん探偵、必死の捜索で行方をつきとめて、ようやく送り届けてきたという子も。(彼は着くなり、お茶を大盛り2杯一気に飲みほしていました。)


     お互いやりとりをしながら、今はクラスをつくっていっている真っ最中です。場合によっては12年(!)をともに過ごす仲間になるのですから、とても大切なことです。


     (どんな場でもそうですが、クラスというのは、われわれ教え手だけではなく、彼ら自身でも作り上げていくものです。うちの教室の中でも、学年によって、ずいぶんクラスの雰囲気は違っています。)


     この一年生たち、たまたま男の子ばかりがそろった中で、最初はお互い様子見、なじんでくると活発に探り合い、力の測り合い、といった、どんな集団でも、おなじみの光景が見られていました。特に男の子同士は、そのやりとりが時に直接的で、荒っぽくみえてしまうこともあります。


     そういう時に、どのタイミングで大人が乗り出すかは、難しい判断です。一般的に、あまりにも早く、しかも必要以上であることが多いのが、学校を始めとする現代の子ども達の周辺環境でしょう。(それは、「クレーム」を意識せざるを得ない学校として、やむをえない面もありますが。)


     (私自身は、この判断において、「いじめ」といった粗雑な言葉でのくくりがポイントだと考えています。
     関係づくりに欠かせない「やりとり」や、関西でいえば「ぼけ、つっこみ」といった役割分担と、犯罪や、心理学対象になるような水準の動きをひっくるめて、同時に排除すること。
     その種の粗雑さが、まさにいじめに相当する動きをその場の関係者に(大人同士も含めて)もたらしているのだと思いますが、それはまた別の機会に。)

     

     以前の面談で印象に残った話があります。

     あるお母さん、でした。
     「うちの娘は、ここではすべてお任せします。たとえば、女の子同士、どんなにやりあってもらっても構いません。むしろどんどんやっておいてもらいたい。社会では、もっとたくさん厳しい場面もあるでしょうから。
     ここでなら、先生方も見ていてくれますし、学校のようにわけのわからない親もいないから、その意味では安心です。」


     私自身も学ばせてもらった、親としての構え方でした。

     たしかに、いつの日かこの子たちは、誰もかばう者たちがいない場で、他者といろいろなやりとりをする場面に臨まなければなりません。そこでは理不尽なことや、理性的とは言えない振る舞いにもしばしば出会いますし、それも含めて対処していかなくてはなりません。
     そういった予行演習を安心な場で、少しでも経験しておけるならそれにこしたことはないと、思えるのです。


     これに限らず、ここまで4年以上。親御さんたちのご理解と細かい数多くの援護があるのです。
     だからこそ、この教室では、「いじめ撲滅キャンペーン」のような種類の頓珍漢なしばりを子どもたち(と、先生方)にしなくても済んでいるのだと思います。



     そんなことも背景にありながら、W先生、O先生、新一年生たちを迎えて、のびのびとやってくれています。
     
    (ちなみに、私が彼女たちに一年生を依頼したとき、注文したのは、ひとつ。ともかく、急かないで、低学年では学習進度に追い立てられないでということでした。
     その意図の詳細は、また別の機会に譲りますが、ここまではゆったりスタートとなっているようです。)


     毎回の授業報告は実に楽しくて、かわいらしくて、全部紹介したいくらいです。ここでは、ほんの一部を。最新版です。
     

     

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    お疲れ様です。

    本日の小学1年生はひらがな練習帳と、ドリル4ページまで進みました。

     練習帳で1字ずつ書くときには問題ないのですが、単語以上になると字の間違いが多くなります。
    まだまだひらがなに時間がかかりそうです(ここは今までの子たちよりすこし時間が必要ですね。)。


     A君は、今日も丁寧にかけていました。問題の意味もわかります。一人で進めることができます。
     今日は、「かいけつゾロリ」シリーズの本を何冊ももってきてくれたので、授業のはじめは読書にしました。20分ほどD君以外全員静かに読んでいました。


     B君は、本が読みたくてさっと終わらせていました。
     集中してじーっと読んでいます。ことばの勉強も、みんなより遅く始めたのにはやく終わらせるほど、ことばの感覚を備えています。


     C君は今日も辞書片手にことば探しを楽しんでいました。
     字をとても丁寧にかくので花丸もたくさん。その分時間はかかりますが、今はまだ急かさず書くのを見守っています。友達の喧嘩がはじまると、「暴力反対!」「やめろよ!!」とただ一人、止めようとしていました。今日はこの後いとこのお姉ちゃんに会えるので、終わりの時間が近づくとそわそわしていました。

     D君は、E君に聞いてほしくてずっと独り言をいっていたのでほとんど進んでいません。やっつけでやった部分は○をつけずにとっています。

     E君は、「わからん」と言ったら助けてくれるだろうという顔で見てくるので、知らんぷりをしています。思い出すように促して放っておくといつの間にか仕上げていました。
     問題を読まずに解いたり、途中で自分の知っていることばが思いつくと問題の指示そっちのけで書きたいことを書いてしまうので、今はとても時間がかかっています。
    (でも、今日の単元はやり方を教えるとできていました!だから、このままもう少し様子をみていきます。)

    さて、今日は、F君とG君がついに取っ組み合いのけんかをしました。

    原因はお菓子の袋。
    F君がみんなにお菓子を持ってきてみんなに配ってくれたのですが、G君が受け取ったお菓子の袋には当たりのシールがついていました。
    F君は、「Fちゃんがもってきたんだから、(その袋が)ほしい!」といい、
    G君は「おうちで食べる」といって、二人とも一歩も下がらず、一度目は手も足もでる喧嘩。

     C君の「暴力反対!やめなよ」という言葉でG君は手を出すのをやめましたが、たまたまひっこめたときの腕がF君の耳にかすり・・・F君は泣いてしまいました。

     当然二人とも私の顔を見て訴えてきましたが、こども同士で解決してほしい、できるだろうと思ったのでそのまま様子をみていました。


     泣き続けるF君。二人ともちらちら私を見る・・・


     しばらくたった頃、G君がふいに「ごめん」とつぶやくが、F君の耳には入らず・・・

     またしばらく経って、G君は二度目の「ごめんね」をいってすぐにお菓子の袋をやぶって無言で食べ始めました。それをみて、F君も「いいよ」と返事。

     そして、お菓子の袋を差し出すG君に、F君もリュックの中からまた別のお菓子を取り出し、G君へ。


     仲直りできました。
     二人ともえらかったです。
     たくさんほめました。


     その後は、お迎え待ちの間二人で絵本「あくたれラルフ」を聞いて、ねこが悪さをするシーンでは「あいつ、わるいな!」「ほんま、わるいな!」
     ねこがやせほそって一人街をさまようシーンでは「かなしい!」
     ねこが足をねずみにかじられちゃうシーンでは「あーーーなんで~かわいそうだ」

     といろんな言葉を発しながら、真剣に見ていました。

    ラルフ


     F君とG君対決も、もう大丈夫だと思います。
     
     そもそも今日、G君は、授業前からF君に聞いてもらいたくて、一生懸命「魔法のペン」(本棚においている水色のペンです)の話をしていましたから。


     以上です。


     S.W.

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     この「たくさんほめました」の、くだり。実は、同時に、子どもたち、たくさん抱きしめてもらっているのです。


     私は、その場面を瞬間的に、たまたま目撃していました。さて何だったのだろうと思っていたら、こういうことだったとは。
     いやはや、なんと幸せそうな光景だったことか。

     石橋




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    コンパス

    ゴールデンウイーク前、最後の授業。



    本格図形問題。コンパスが必要。

    忘れてきた小学生女の子。目の前の男の子にいつもの調子で、おまえコンパス貸せ、と。「頼む」。

    これまた、いつもの調子で、その男の子は、「誰が貸すか。いーやだね。べろべろバー。」


    女の子。きっぱり断られて、ひやーと、声をだし、「ご、ごめんなさい、お願いします。貸して下さい。・・・」と哀願に。
     それをうけて、男の子、「しゃーないな、ほれ貸してやろう。この前、つるかめ算、教えてもろたしなあ。」


    これだけ長期間、ともに過ごしてきた仲間ゆえのやりとり。難しい問題が続く時の息抜きも兼ねている。


    さて明日から、この教室もしばらく休み。休み明けは、この子たち、また土産話をきかせてくれることだろう。



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    好きなヒトいますか?

     昨春の卒業生のHさん。大学入学後初めての春休みに、カンボジアへ行き、数日前に帰国。

     NPOの活動だったそうですが、どんなに楽しかったか、充実していたかを、昨夜、報告しにきてくれました。

     だったら、教室の子どもたちにも、それを語ってあげてほしい。体験の新鮮さが薄れる前に。



     ということで、早速、本日、カンボジア報告授業「カンボジアってどんなところ?」を、やってもらいました。


     カンボジアって、どこにあるのかな?

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     どんな国か知ってる?

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     現地のものや、写真をいっぱい見てみよう。

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     こんなお金を使ってるんだよ。

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     言葉もちょっと話してみよう。

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     ミエンソンサー?(好きなヒトはいますか?)

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     そろそろお昼だな・・・と思ったら、サプライズでカレーも登場!(われわれも知りませんでした。)カンボジア風カレー。

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     むっちゃおいしい!(おかわり!)


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     しあわせ・・

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     お土産のクッキーも、いただきます。 

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     さらに、本格デザートまで登場。タピオカ入り、ココナッツミルク。バナナたっぷり!
     (うわこれ、めっちゃおいしい、なにこれ?たぴおか?白いイクラみたい。うち的には、おもちのちっちゃい版みたい。いや、グミやな・・)

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     ハスの葉のお茶も。これは子どもには苦かった。・・・だけど、これもいい経験。

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     子どもたち、喜んでいました。Hさん、そして、(同じく卒業生、)手伝ってくれたNさんありがとう。


     今回、子どもたち大喜びの料理を作ってくれたのは、なんと教室の男子高校生2人。T君。R君。

     彼らの旅行記はこちら。

     T君R君 沖縄旅行日記 前説

     T君R君 沖縄旅行日記 その1

     (その2以降に続きます・・・。)


     皿もスプーンもすべて準備してもってきてくれる、(いまどきの男子高校生には、ありえない)その細かい心遣いがにくい。しかも、お世辞抜きにほんとうに美味しかった。


     突然、今日の授業が決まったのをきいて、昨日、深夜から、仕込んでくれたとのこと。ありがとう。


     子どもたち、その後たっぷり、学習も続けています。(本日、90分×4コマをこなしていく子もいます。)


     新年度。硬軟とりまぜ、さらに、充実した教室になっていければと、思います。 

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    ガリレイ先生

    今日からこの教室では新年度。


    新小学3年生たち。(実はまだまだかわいらしい2年生)。数理の授業から開始です。
    担当は新しく加わっていただいた、Y先生。数年前からいつかはここに参加していただきたいとお願いしていた先生です。

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     初日の今日は、菜の花を持参。まずは自分たちのノートを紙をたばねて手作りしてもらうところから始めました。ノートの表紙に、スケッチをするための本物の素材を使うとか。(まだ十分に咲いてませんが(笑)。)


     Y先生。京大で数学をやり、特に数学基礎論などが興味の中心。そんな数学プロパーなのに、いつもにこにこ穏やかで、人格的にもバランスがいいという珍しい人です。

      数学以外の教養も抜群。卒業後も彼を慕う京大生など集めて、定期的に自宅で勉強会を主宰。その名も「問いの会」。



     これまで、トップクラスの大学受験生の相手が必要だという場面で、彼にもチームに加わってもらうということがよくあったのですが、実はこういう人こそ、小学生に向いていると私は思っていました。小学生こそ、本物の力がある(かつ人格的にも尊敬できる)教え手が必要だと私は考えているからです。


     彼はここで教え始めるにあたって、いろいろと準備をしてくれたのでしょう。

     年始に会ったとき、小学生の算数は、抽象的に数の操作ばかりを追うのではなく、まずは身近な生物など自然から始めて、数学体系につなげていくべきではないか。

      たとえばアリストテレスはそのような発想をしていた。ガリレイもヒントになる。そもそもいまのような順番で教えるようになったのは、歴史的には比較的最近からに過ぎないという話を淡々としてくれました。

    こんな話の時でも肩に力が入らないのが、彼のいいところです。

     

     昔から野鳥観察などが好きでよく見に行っていた彼ですが、最近は山歩きなど本格的に野に出ることも増え、小学生たちに教えるための鉱物標本も仕入れてきているようです。そのうち、これも使われるでしょう。


     まさに「数理」の授業が始まろうとしています。長い経験に裏打ちされた現実的な塩梅もしながら、ここからどのように展開してもらえるのか。楽しみです。きっとY先生にとっても、小学生に教えるのは楽しいはず!
    (そもそもそういう人でなくては、声をかけません。)

    ※さきほど、早速ひとりのお母様からメールが。やさしい先生で子どもが喜んでいた、と。ありがとうございます。


    追加。そのときのノート。

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    メドゥーサ

     小1の娘。

     はじめての冬休み。

     なぜか突然、本を読み始めました。


     きっかけはギリシア神話。

     カストル、ポルックス、ヘラ、おおかみゼウス、オリオン、ヘルクレス、ケイロン、オルフェウス・・・いろんな話を問題形式で次々と出してくる。特にお気に入りはメデューサ。星座の本までいつのまにか仕入れてきていて、毎夜、寝る前まで、読み込んでいる。

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     いままで読み聞かせは毎夜ママにせがんでいたのですが、かといって、小学校に入っても自分から読む姿はなく、あまり興味もないのか、どうなのかなと思っていました。ところが、なぜかこの冬に楽しみをおぼえたようです。



     私自身がギリシア神話を教えた記憶はありません。
     そういえば、昨年の幼児教室でS先生がギリシアの話をしてくれて、その時にメデューサの読み聞かせをしてくれたのを、いっしょうけんめいに私に再現して語ってくれたのが一年くらい前。いま、本で実際に自分で読む時に、あの記憶とシンクロしているのかもしれません。
     (S先生、小1になった今でも、できるだけ時間をとって、読み聞かせをしてくれているますが、感謝。)


     そのうち、アンデルセンやハイジなどにも自然に手を出すようになり、いつも読みかけの本がひろげられています。


     同時にレゴにもはまりはじめました。それまでさして興味も示さなかったのにです。
     同時というのが、なかなか興味深いところです。「はまる」という感覚。その楽しさを知りつつあるのか。


    (はまっている子と、親の、「もうそろそろ寝なさい。」「ちょっと待って!これだけ。」というおなじみのやりとり、も見られるようになってきました。)



     私は昔から意識して見ているのですが、この「はまる」ことが、うまくできない高校生は実はけっこう多いのです。

     自分が何が「好き」なのかもよくわからないのです。

     進路指導などで、志望を聞いた時に、何がしたいかわからへん、興味あることない、というような答えがどれだけ多いか。
     最後には、先生決めて、と言い出すことも珍しくありません。


     実はスポーツをずっとやっているような子でも同様です。毎日練習に明け暮れているけど、さしてそれが好きでもないし、そのスポーツのこと(ニュースや選手の活躍を含めて)もよく知らないことも多いのです。
     はたして、彼らはそのスポーツについて、ほんとうに自分の希望で始め、自発的に続けてきたのか。なかなか微妙だと感じます。



     はまることができるためには、まったりとした時間がやっぱり大前提でしょう。

     「無為」で「無意味」な時間。予定表の埋まっていない一日。

     膨大な宿題や習い事だけに追い回されない時空間。

     今どきの子にもっとも欠けている、もの。それが偶然そろった冬休みだったということだったのかもしれません。



     しかし明日から、学校が始まってしまいます。

     せっかく、はまる楽しみの入り口にたつことができた娘ですが、「学校」生活はなかなかそういうゆとりを持たせてはくれません。



     個人的には、肩の力の抜けた(それ故にさして熱心にも見えないし、むしろいい加減に見えるくらいの)まったりとした小学校が理想的ですが、今どきはそういう学校は、親が(そしてそろそろ政治も)許さない時代になってしまっています。
     

     せっかくの芽生えですが、さて。


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    新年

     新年あけましておめでとうございます。


     また一年を重ねられたことについての、安堵と感謝の気持ちになります。


     昨年も一昨年もそうでした。


    新年


    祝新年




     この教室も、今年で5年目を迎えます。あっという間のことしでた。



     場をつくること、始めることは、ある意味でたやすい。しかしそれを何年も維持し続けていくのは、それほど容易なことではありません。


     私たちは、これまでの長い経験の中で、いくつもの場がなくなっていく瞬間にも立ち会いました。したがってそのことを具体的に実感できます。


     いろいろなことを学びました。


     3年くらいは、情熱と勢いがあれば、何とか駆け抜けることはできます。若さがあれば、かなりの無理もきくでしょう。
     しかし、5年となり、更に10年となると、それだけではさすがにもちません。



     ここからこそ、その中身(正体)が見えてくるのだとも言えます。


     このあたりの時期から、実業家気取りで、大きく展開をもくろむような方向に踏み出す人もよく見ますが、私たちには良くも悪くも、その種の山っ気はありません。
     この教室に預けてくださるような、親御さんもその種のことは望んでいないでしょう。



     かといって、意識の水準を下げようとも思いません。この規模の場で、我々が気を緩めれば、あっという間に、「田舎の補習塾」のような存在になってしまうことにも意識的です。



     このあたりを肝に銘じ、しかし肩に力を入れ過ぎず、時にはポカもやりながら、ポカも見逃しながら、次のこの一年を、目の前のこの子どもたちと日々具体的に接しながら、過ごしていこうと思います。




     さて子どもたち。今年の正月はどんなことをして過ごしたでしょうか?報告が楽しみです。




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    クリスマスケーキ

    昨日。クリスマスの冬期講習。

    小学生も中学生も。朝から晩までみんな6時間とか3時間とか、がんばって問題を解いていました。


     休憩のご褒美には、こんなクリスマスケーキが!

    akicakesクリスマスケーキ


     

    美味しい笑顔をイメージして作ったよ


     ケーキが突然登場すると、まずは歓声!子供たちは口々に、「やっべえ」、「おいっしい」、「うまし」など、子供ことばで思わず感想をもらしていました。

     特に中学生たち。

     たっぷりの演習問題で精根尽き果て(というより、実際は空腹に耐えかねて力尽きかけ)たときに登場したわけで、どんなに輝いて見えたかは想像できるでしょう。


     各自、こうして元気に幸せそうにケーキを食べてる姿が一番。

     aki先生。ありがとうございました!


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    折り紙たくさん

     この春から通っている小学4年生の子たち。

     とにかく明るい。

     教室に来るなり、せんせせんせせんせせんせ(と、なぜか必ず4回呼んでから、)、今週何があったかの報告を次々してくれます。

     関西少年少女のぼけつっこみのレベルはさすがで、いつもかなり楽しませてもらえます。
     

     しかも、そんなやりとりをしながらも、3時間きっちり手を動かして、それぞれのペースで考えて、きれいなノートを書いて、帰るのは立派。この一年、宿題も必ずやってきます。言われてないけど、ここまでやってきた、ということも頻繁にあります。



     最初の一年間の目標は、とりあえず3時間前を向いていられること。できれば、大半の時間を集中していられること。言われた宿題を(できるだけ親に強制されることなく、自主的に)やってくること、程度でした。

     小4でできなかったら、小5で。だめなら小6でできるようになればいい、というくらいのスパンで、うちの教室では構えます。もしも小学生段階でそれができるようになれば、それだけでも大したものです。

     
     (この「90分二コマを集中し続ける」ということは、そんなに容易なことではありません。
     某大学での講義に行ったとき、現場の先生方にきいた悩みの筆頭は、大学生たちが90分まともに集中してくれないことでした。)



     しかしこの子たちは、早くもそれをある程度達成してしまいました。だから進みも速く、4年生内容は今週で終わって、来週からは5年生内容に入ってしまいます。



     3月に始める前は、うちの子が3時間もほんとうにもつのかと、不安をもらす親御さんもいらっしゃいましたが、いまではここまで成長しました。


     実は本人たちも自分でけっこう驚いています。いまでは学校の授業でも、自信をもって手を挙げられるし、内容もカンタンすぎて、ヒマでヒマでたまらないと。去年までこんなことはなかった、と。


     
     ということで、ここまでとても順調な子たちですが、順調すぎることは必ずしも良いことではありません。いかにこれを適度に崩し、遊びを入れるか。回り道をさせるか。それもとても重要なことです。


     で、先月には、オカリナ講座をこの子たちにもやりましたし、ほかにもできるだけ機会を設けようと考えています。
     



     さてさて。こんな子たちですが、もちろん具体的内容については、苦手分野もそれぞれにあります。


     一人の男の子は、計算はすごく速いのですが、図形関係がとても苦手です。あまり器用でもなく、最初のころは、直線もまともに引けませんでした。

     最近、またも図形単元に入って、苦しんでいました。展開図など、頭の中で組み立てることがうまくできないのです。



     小さいころにたとえば折り紙は?と問うと、やったことがないと、言います。(実はけっこうこの種の子は多い。)きっとあまり好きじゃなかったのでしょう。


     で、今週の宿題は、折り紙。
     算数はやってこなくていいから、自力でたくさん折ってくるように。いろんな種類のを。と、伝えました。



     まだ4年生です。急く必要もありません。



     もちろん、折り紙が展開図に直結するということはありません。
     そもそもそんな下心で折り紙をやるべきでも(まして宿題に出すべきでも)ないでしょう。ともかく今回は、楽しんで(かつ苦心して)きたらよいのです。



     はたして、今日。はにかみながら渡してくれた袋の中には、こんなにたくさんの折り紙が。

     決して上手ではありません。どれもヨレヨレしている。中には、何を折ったのか(本人にも)不明なものさえ。


    折り紙



     しかし。折ってくるように言っても、実際にこうして折ってくる子は少ない。

     彼は折ってきました。彼なりに、一生懸命に。このひとつひとつの、折り目をつくっているときの生真面目な姿が目に浮かびます。



     実にいい子たちを預かっていると思います。 


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    子どもオカリナ楽団

     小学生たち、夏休みを楽しんでいます。やっぱり学校のない期間というのは、時間の流れ方が変わるようです

     昨年の夏はティック先生の「タイ料理をつくって食べよう!」イベントをやりました。トムヤンクン

    今年は音楽にも挑戦です。


     今年は1・2年生(まだまだかわいらしい子たちです)合同で、「オカリナを吹いてみよう!」でした。


     陶器のオカリナに絵付けをして、実際に音を出してみることに挑戦です。



     まず、オカリナに絵の具やペンで絵を描きます。これは描いてきてもらった、下書き。

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     絵の具で、模様を描いて、・・・

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     ニスを塗って乾かします。

     完成したら、音を出すことに挑戦。

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     まずは、先生が模範の演奏をします。ポニョなど、子どもたちの知っている曲ばかりです。


     いよいよみんなで挑戦。
     初めての子がほとんどで、低学年だということもあって、ちょっと肺活量が不足気味。しかし、それぞれの子が懸命に吹いていたようです。


     小さい子は、まだまだ手先は器用でない子も多い。陶器のオカリナをうっかりぶつけたり、落としたりと壊してしまう子もいました。涙ぐむ子どもたちに、時にボンドで補修したり、時に予備のもので再挑戦してもらったり。


     3時間でしたが、子ども達は楽しんでいました。

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     最後には、お迎えのお母さん方に簡単な演奏披露までもくろんでいましたが、さすがに3時間では無理でした。また次の機会に。



     担当はこの春から低学年授業に加わってもらっている、O先生。

     大手塾での経験もある人ですが、実は音大出(オーボエ)で、いまも邦楽演奏などを含めてけっこう本格的な音楽活動を続けているという人です。
     さらに人間国宝の方に直接、篳篥(ひちりき)の指導も受けているそうです。



     何とかこういう機会をもうけられないかと考えていましたが、早速、実現しました。彼女の助けも借り、紹介もしてもらいながら、音楽方面での機会も今後つくっていこうと考えています。


     早速、この秋には、箏の有名な方をお招きして、イベントをやっていただく予定になりました。詳細はまた紹介します。


     さて、この子たちは、大事そうに持ち帰っていましたが、親や兄弟の前で、即席演奏会をしたのでしょうか?

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    石橋

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    時限爆弾

     先日、医学部に受かり、ひとり暮らしを始めた卒業生。早くも帰省。週末を利用してのことのようです。


     午前の授業中に突然、訪れたのですが、その顔がもやは別人。戦士の顔から、大学生の顔に変貌。おだやかな、いい表情になっていました。


     これはいい機会。彼に夜の中学生授業をやってもらうことにしました。例によって、何でもいいから、自分で考えて好きなことをやってくれ、と。

     いまどき、そのような依頼には、尻込みをする大学生が大半なのですが、さすが彼は違った。やります、と即答でした。


     彼はこの教室で「世界文学購読・創作」の授業を受けることができた貴重な世代です。

     その様子はたとえば、以下のリンク。

     百年の孤独


     いつか彼らの誰かがここに帰ってきて、後輩達に何か刺激を与えてほしいと思っていましたが、さてどうなるか。


     中学生たちが、たとえば、ドストエフスキーや、トルストイを自分の口で発音するだけでもいいと思います。マルケスやカフカの名前を耳にするだけでも、大きな価値があるでしょう。
     いつか書店でそのような名前を目にしたときに、ふとその本を手にとってしまう。場合によっては、買ってしまう。うちに帰って、斜め読みでもしてしまう。もしかすると、引き込まれてしまう。

     私たちは、「時限爆弾」という物騒なたとえをしていますが、いまここでその価値が必ずしもわからなくても、いつの日か彼らの中で、炸裂をする時がくるかもしれない。(もちろんしないかも知れない)


     和田先生から仕込まれたのと同様にして、教えを受けた者が次の世代にまた仕掛ける。この中学生たちも10年後にまた帰ってきて同様につなげてほしい。


     

     今夜の授業変更は、中学生たちにとっても突然の話です。しかしこの教室の生徒たち。驚きはしていましたが、うろたえはありません。

     彼を簡単に紹介した上で、さきほど教室の扉を閉めてきたので、実際には何が行われているかはわかりません。しかし、早くもどっと湧いています。しかも何度も。
     とりあえず一安心。



     中学生たちは、もともと難しい年代ですが、それに加えて、中学の持つ構造的な問題点はなかなか深刻で、中学生たちにも(おそらくそこで教えている先生たちにも、そして通わせている親たちにも)圧迫の度合いが増しているように見えます。
     

     そんな中学生たちには、他のどの子たちにも増して「潤い」が必要だと感じます。教室からいま届いてきている爆笑や、手タタキは、彼らへの湿潤の供給になるかと思います。


     さてそろそろドーナツを届けるか。




    石橋

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    宇宙人がやってくる!

     太陽の黒点の数が激減していることをご存知でしょうか。

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     5年前の2006年9月23日、日本の太陽観測衛星「ひので」は打ち上げられました。
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     最新の観測機材を乗せた「ひので」がとらえたものは、近年にない変調をし、弱まってしまった太陽の姿でした。
     
     太陽と言えば、黒点というように思い浮かぶ人も少なくないと思いますが、その黒点が2007年なかばから2009年の間はほとんどあらわれませんでした。
     
     100年ぶりに異常に少ない黒点数、太陽表面の爆発(フレア)も減り、星の磁力も通常の半分まで低下するという異変は、近代観測が始まって以来、初めてのことです。

     今年になって、黒点数も増えてきてはいるものの、2012年から13年と推定されている次回の極大期はどの程度のものになるのか。

     
     黒点数は太陽活動の反映です。

     
     たとえば、マウンダー極小期。
     1645年から1715年までの、黒点がほとんどみられなかった時期で知られています。この時期には、イギリスのテムズ川が完全に凍りつくというような、現在では見られないほど寒冷化した光景があったと考えられています。 

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     いま太陽に何が起こっているのでしょうか?それは地球にどのような影響を及ぼすのでしょうか?太陽の弱まりとともに地球は寒冷化するのか?
     それともやはり温暖化なのか?そもそも、その影響について実際にはどのくらい、わかっているのか?


     ネット上での素人も入り混じった伝聞の話ではなく、実際に最前線の専門家はどのように考えているのか。そのあたりはぜひ知りたいところです。



     これほど身近な星であるにも関わらず、わかっていないことも多い太陽。

     たとえば、太陽表面の温度は6000度ですが、周囲を囲む、コロナの温度は100万度にも達します。これは普通に考えれば実に不思議なことです。ストーブとその周りの空気といったイメージでは理解ができません。

     はたして、なぜコロナはこれほどの高温なのか?

     それについての理論的予想を、観測的に裏付けたというのが、「ひので」の大きな成果のひとつです。これは世界的にも注目を集め、2007年12月7日発行の米科学雑誌「サイエンス」では特集まで組まれ、表紙も飾りました。

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     今回、当教室では、「アルベン波」によるその機構の裏付けという成果を上げた研究者の一員で、ひのでの運用者でもある、国立天文台の岡本丈典(おかもとじょうてん)博士をお招きして、太陽に関する特別講座を開催します。
     「ひので」打ち上げのちょうど5年後の今月9月23日です。

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     「ひので」による、最新の美しい本物の映像(驚きます!)を交えながら、宇宙初心者向けのなるべく難しくならない内容にする予定です。この教室で行いますので、肩肘の張らない気楽な形になると思います。




     実は、じょうてん博士とは彼が高校生のころに、たまたま私が教えていたという縁で今回の企画を快く引き受けてもらいました。
     そのような関係なので、多少のくだけた問答も了承していただけると思います。


     本来気さくな性質で、おまけに関西人でもありますから、その線でのやりとりもむしろ喜ぶと思います。だんだん年齢を重ね、エラくなっていくと、そういう系統の突っ込みもなかなかしてもらえないでしょうから、こういう関係である私の役割でもあろうと思いますので、じょうてん先生って実は宇宙人なんだよといったことも小学生には吹き込んでおこうと思います。

     当日は、「先生が言ってたけど、ほんとうに宇宙人なんですか?」といった、質問も期待しています。

             ******************************************
      
    (1)日程 : 9月23日(金)祝日

    (2)時間、場所 : 「太陽ってどんな星」13:00-16:00
    「いま太陽に何が起こっているのか?」講演:18:00-19:00茶話会(質疑):19:00-20:00
     場所 : 数理言語教室ば教室

    (3)対象:「どんな星」:主に小学5年生、中学1年生
    「太陽に何が」高校生、教室保護者、一般の方。

    (4)募集人数:各10人程度。

    (5)内容:「どんな星」太陽のおおまかな解説。NASAの簡易分光器を用いた実験など。
    「太陽に何が」ひのでの成果も踏まえた太陽の最新情報。地球温暖化と太陽の関係。
    ※講演はごく初心者向けの簡単な内容のものになります。茶話会(質疑)もごく気楽な雰囲気のくだけた形で行う予定です。簡単な茶菓子をお出しいたします。

    (6)費用:「どんな星」 3500円
    「太陽に何が」2000円

    (7)講師紹介: 岡本丈典

    •1980年大阪府高槻市生まれ
    •太陽観測衛星ひので/可視光望遠鏡 科学運用メンバー
    •日本学術振興会特別研究員(PD)・研究テーマ「太陽プロミネンス観測で探るコロナ磁場構造」

       [経歴]

    •2003年度-2007年度:京都大学大学院理学研究科附属花山天文台 大学院生
    •2006年度-2007年度:日本学術振興会特別研究員(DC2)、国立天文台特別共同利用研究員
    •2008年度:国立天文台 ひので科学プロジェクト研究員
    •2009年度、2011年度:明星大学非常勤講師
    •2010年度:ロッキードマーティン太陽天体物理学研究所客員研究員、スタンフォード大学 Visiting Scholar
    •2009年度-2011年度:日本学術振興会特別研究員(PD)

      [一般向け講演・解説等]

    o日本教育大学院大学 ゲスト講義 (2011.07.05)
    oまるのうち宇宙塾講演 (2011.05.10)
    oリベラルアーツカフェ講演 (2010.03.20)
    o岩波「科学」12月号 (2009.12.01)
    o星と風のカフェ・サロン講演 (2009.09.24)
    oアカデミーヒルズ (2009.08.08)
    oJTB 日食ツアー講師 (2009.07.19-24)
    o読売オンライン天文コラム取材協力 z(2009.03.16)
    o演劇「ありふれた惑星」取材協力 (2008.09.26)
    oサイエンス・カフェ@丸の内さえずり館 (2009.02.07)
    oよみうり文化センター自由が丘 講義(2009.01.31)
    oよみうり文化センター北千住校 講義(2009.01.25)
    o天文月報 2008年7月号(2008.07.01)
    o日本科学未来館 (2008.05.11)
    oNHK教育 サイエンスZERO 出演(2008.04.26)
    o国立天文台ニュース 2008年2月号 (2008.02.01)

    ※追加 アメリカの Wikipedia(「Alfven wave」の項目)にも名前が載っていました。
    http://en.wikipedia.org/wiki/Alfv%C3%A9n_wave

    (8)お申込み:メールまたはお電話でお申込みください。教材や、茶話会の準備がありますので、お早目にしていただけますと助かります。定員に達し次第、締め切らせていただきます。
     ba@suri-gengo-ba.com
    tel 0774-34-6239





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    theme : 子育て・教育
    genre : 学校・教育

    トムヤンクン

     夏真っ盛り。タイ講座のイベントを行いました。第3弾。先生はもちろん、ティックさん。

     今回は、「タイ料理をつくって、みんなで食べてみよう!」です。総勢30人が集まって、皆でわいわいと作りました。

     お品書きは4つ。
     
     生春巻き

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     お好みの食材を巻いてつくります。目標はひとり二本。水加減を調整して、春巻きをうまくひろげることができるかが,ポイント。
     甘辛いスイートチリソースにつけて食べます。

     スープ
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     日本では珍しい(?)ポークコンソメを使います。ソイソースで味付けなので,日本人にもなじみやすい味です。子どもたちにも好評でした。 


     タイの地方のお菓子「ルクシュ」
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     白豆をつぶしたものを思い思いの形で整えて,筆で色をつけます。イチゴ柄でも,おにぎり形でも,人の顔でも自由に描きこみましょう。タイのお花の香りのする甘いゼリーを塗ってたべます。
     こどもたちは、カラフルな絵付けを夢中でやっていました。

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    5.jpg

     そしてトムヤンクンにも挑戦。はじめての種類の味に、こどもたちははたして食べられるのかと思っていると、けっこう気に入った子も多く、中には4回もお代わりをした猛者まで。

     
     せっかくなので、ごはんはジャスミン米(タイ米)で炊きました。昔の米不足騒動で条件の悪いタイ米を輸入して食べた記憶のある人は、あまりおいしい印象はないかもしれません。
     しかし今回、このごはんを食べた人は印象がまったく変わったことでしょう。日本のお米とは違う食感ながら、美味しいのです。しかも炊いているときから、部屋中にいい香りが広がります。

     子どもたちはほとんどが初めて食べたようですが、すごく気に入って、これまたお代わりお代わり。



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     珍しい体験に子どもたちは喜んでくれました。家でも料理をつくったことのない子もいるでしょう。しかしなかなか真剣なまなざしです。


     最後は記念撮影。

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     ティック先生、イベントの間中、大人気であちらからもこちらからも呼ばれ、大忙しでした。一方で料理をつくり、ひとりひとりにも目配り、声掛けもして、全体の進行も考えてということで、たいへんだったでしょう。
     
     (のちにほかの人にきいたのですが、実は前日明け方まで自宅で仕込みをしていてくれたそうです。目に見えないところでの準備があっての成功でした。ほんとうに感謝。)



     はたして、日本の20過ぎの青年が、タイに行き、何十人ものタイの子どもたちに日本料理を4品も教えながら作ることができるのでしょうか?しかも現地語で。

     できないことはないでしょう。いつか、この子たちの中で誰かやってほしいですね。



     イベントを終え、子どもたちが去った後も、しばらく独特の香りは消えませんでした。参加した子どもたちに嗅覚の記憶は鮮やかに残っていることでしょう。


     去り際に、ティックさんが、今日はほんとうに久しぶりにトムヤンクンやジャスミンライスを食べることができて自分もうれしかったとしみじみと言ってくれました。

     こちらも、貴重なたのしい体験ができました。ありがとう。ティックさん。
     
     いつかタイ本国で続きのイベントがやれるといいね!



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    theme : タイ語
    genre : 学校・教育

    サワディ

     本年度から講師陣に加わってもらっている,S先生。ここでは,専門の幼児と小学低学年の授業を担当しています。その内容は実に多彩で,楽しく,体験授業の様子はあー楽しかったでも紹介しました。

     その後,本番はますます盛り上がっているのですが,その授業の様子についてはまた別の機会にご紹介します。



     彼女は,まだ若いにもかかわらず,これまでさまざまな場を体験してきた女性です。ひじょうに共感能力の高い人なので,子どもの心をあっという間に開かせてしまいます。しかも技法でやってるのではなく,子どもの話を心から楽しんできいているところが実にすばらしい。

     この年代の子どもには,真剣に大人に「興味をもってもらう」体験は重要です。これは真剣に「指導してもらう」こととはまったく違います。


     これが自然にできる人はそれほど多くはありません。どうしてもスタッフから「業務」臭がしてしまう幼児教育の場をご存知の方もおおいでしょう。

     その意味でも,こういう人と接するのは子どもたちにとっても貴重。参加してもらえて本当に良かったと思います。


     さて,そんなS先生の共感能力は日常の場面でも発揮されて,どの場でもたちまちに多くの友達をつくってしまう。先日は,タイからの留学生と電車の中で偶然知り合って,すっかり仲良くなってしまいました。


     彼女の愛称は,ティックさん。タイの古都チェンマイからの交換留学生です。京都の教育大学で学んでおり,各地の小学校でタイを紹介する授業を行っているということでした。


     これはいい機会です。この教室でも早速,授業をやってもらうことにしました。幼児と小学1年生の合同クラス。そして小学4,5年生の合同クラスです。


     第1弾は,タイの言葉や文化の紹介。幼児・小1クラスの内容はS先生がまとめてくれました。



    「今日の授業の内容です。


     タイってどんな国?

     ⑴国旗

    thaibig.gif

     絵をみて、子どもたちから 「赤!白!青!」と元気な声が上がっていました。

    赤=血(人民)
    白=仏教
    青=王様
    を表していると聞いて、誰かが「王様が真ん中で、太い!!」「うわ〜ほんま!」とみんな。


     ⑵地図

    Thailand_Map.gif


     何のかたち?というティック先生の問いかけに、「ミッキーマウス!」「ぞう!」と元気よく答えていました。

     正解は金づち!タイの金づちは丸いのよ!と聞いて、「えー?!!」と一斉に。金づちという言葉を初めて聞いた子も多く、チョークで絵をかくと「知ってるー」とたくさんの反応がありました。


     ⑶季節
     タイの季節は、乾季と夏と雨季の三つ。
    「乾季って秋に似てるの?」「雨季は梅雨と同じ?」「4月は春なのに夏?」とたくさんの声が上がっていました。

     他にも飛行機で四時間と聞いて、「とおいー!!」「おばあちゃんちよりとおいー!!」「 広島よりとおいー!」とみんな自分のしってる場所に照らし合わせては叫んでいました。

     ⑷言葉

     こんにちは サワディー
     ありがとう コップクン 
     ごめんなさい コートー
     おやすみなさい パイノーン
     さようなら ラーコーン
      をタイ語で練習。

     みな真剣な目つきで練習。
     嬉しそうに発音していました。

     男の人と女の人で語尾が違うのも、面白かったようで、何度も練習していました。


     ⑸タイのご飯

     写真で料理を見て、「とうがらし!なす!」などなど食材をあてては、「すき〜!」「嫌い〜!」と盛り上がっていました。

    トムヤン

     トムヤムクンが「男の子の名前みたい!」と、笑いも起こっていました。


     ⑹衣装
    衣装の写真を見て、「おばさん〜!」と口々に。写真の女性の印象が強かったようです。子どもの目は厳しいですね(笑)。

     着てみたい人〜?で立候補したのは、Yちゃん♪
     背も高いので、とてもよく似合っていました。ポーズをとって、みんなで記念写真。
     K君は、ティックちゃんにしがみついています笑。

     ⑺お金
     写真と実物で、お金の説明。
     コインを日本のと比べました。
    バーツ


     タイのお金は王様が、日本のお金はお花や建物がのっているのをみて、見つけた違いを口々に言っていました。
    平等院には何人か「行った!」と嬉しそうに話してくれました。


     ⑻1〜10
     最後に、タイ語で1から10まで練習しました。

     1ヌン 2ソーン 3サーム 4スィー 5ハー 6ホッ 7ジェッ 8ペァッ 9ガーオ 10スィッ

     1年生の男の子たちは「言いたい!!言いたい!!」と発表してくれました。

     3は"サン"、8はあっかんべーの"べー"と似ているという感じで、あっという間に覚えて、大合唱。


    1__ 5


     タイ語であいさつして第一回を終わりました。」


     続いて小4,5年生も,同様に衣装を着せてもらったり,最後はタイの踊りまでを教わっていました。

    06162.jpg

    0616.jpg


    061603.jpg




     それにしても,このティックさん。上手な日本語です。笑顔も素敵で,子どもたちをひきつける力も大したもの。


     若い外国からの先生との時間を,たった一回で終わらせるのはもったいない。企画は3回シリーズで,続きます。2回目は,タイの食べ物その他,文化の紹介や,タイのアニメーションを見せてもらいます。

     そして,最終回は,夏休み特別企画として,ティックさんと一緒にタイ料理をみんなで作ることに挑戦!乞うご期待。



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    theme : 子供の教育
    genre : 学校・教育

    T君R君 沖縄旅行日記 前説

     今年の受験を無事に乗り切り、この春から高校1年生になる、R君T君。


     合格祝いに大好きな沖縄まで旅行できることになりました。両君の親御さん達からの条件は、「お金は出すので、後は自分たちですべて段取りして行ってくるように」というもの。
     いまどきの過保護時代にこんな条件を出す親御さんも、親御さんなら、喜んで(?)出かけるこの青年たちも青年たち。
     どんな珍道中になることか。

     こんな機会を見逃す手はないと、彼らにレポートを依頼しました。私たちからの条件は「親には内緒の話を是非書いてくれ。携帯メールのような調子で。」というもの。もちろん、ここで公開することは伝えてあります。

     さて早速初日の様子が届きました。


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    数理言語教室 ば

    Author:数理言語教室 ば
     「小学から高校までの12年教育」
    【小1から始めて、集中力、継続力、自発性ある子に】

    ****************

    ■子どもたちは樹の香りのする寺子屋風の教室で、無垢の木の机を囲み、床に座ってのびのびと学習します。

    ■大学受験予備校講師や中学受験指導経験豊富なプロ講師が難関大学突破水準を目指し、12年間をかけて、子ども自身に読ませ、書かせ、考えさせることを徹底するという本来そうあるべき方法で丁寧に指導し結果的に高水準の学力をつけていくことを目指します。

    ■「自分からなかなか始められず、始めても続かない」「親や教師が常に横についていないと、まともに前も向いていられない」といういまどきの手のかかる子ではなく、長期間をかけ、集中力、継続力をつけ、自発的に学習できる子に育てていきます。

    ■設置講座:新小1、2、5、6、中1、3高2。小6年英語。

    ■ベテランプロ講師による医学部東大京大など難関大学、超難関中学受験個人指導、少数限定募集。

    ****************

     高の原駅近くに寺子屋形式の教室を開きます。
     子どもたちが杉の床に座り無垢の一枚板に向かって,たのしみながら,のびのびと学ぶ教室です。

     大学,中学受験のベテランプロ講師が,進学中学高校によらず,東大京大国立医学部など難関大学を目標に,小学1年生から高校3年までの12年間を一貫指導します。

     小手先の受験テクニックの暗記ではなく,長期的視点で「読む」「書く」「聞く」「考える」の基本から丁寧に習得することで,余裕をもって受験も突破するという本来そうあるべき形で学習を進めていきます。

    ※詳しくはお問い合わせください。


    ****************

    南野和俊〔代表「言語」担当〕
    :専門 受験国語

    難関中学,高校受験対策指導のベテラン。

    小学生の国語力を戦略的に着実につけていく指導で人気を博する。これまで関西の有名難関中学に数多くの教え子たちがいます。
    一方で大学受験生の指導も長く,多い。

    東京の超難関有名中高校を卒業後,大学では法学を専攻し,有名銀行での社会人の経験もあります。

    カメラから鉄道まで博覧強記。洋酒をこよなく愛し,パイプのコレクターでもあり,アメリカやイタリアのパイプ作家たちとも親交があります。

    石橋英樹 〔「数理」担当〕
    :専門 受験数学,物理学

    大学時代から20年以上を京都で過ごしてきました。

    大学での専攻は天文学。
    科学全般,思想,文学,文化人類学,社会学、映画論など,多くの分野に関心があります。

    超難関大学受験指導経験が20年以上あり、特に京大や国公立私立医学部には多数の生徒を送り込んできました。

    大人数相手の講義から個別指導まで各形式での指導経験豊富。
    大学受験生はもちろん,大学生,社会人,外国人留学生まで様々な指導経験があります。

    京大トップの学生から,全くの0の学力の学生まで,あらゆるレベルの生徒への指導経験多数。

    妻およびまだ幼い娘、息子、そして猫と暮らしています。

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